『課外授業ようこそ先輩』
「恥の多い生涯を送って来ました―――」
2月23日放送の『課外授業ようこそ先輩』の「先輩」は太宰治を敬愛する“読書芸人”ピース又吉直樹だった。
『課外授業ようこそ先輩』はさまざまなジャンルの第一線で活躍する著名人が、ふるさとの母校を訪ね、後輩たちのために、自分なりの「課外授業」を行うという番組だ。
そこで又吉は母校の小学校で「暗くたって いいじゃないか!」と題した授業を行った。
又吉は「死神」などと言われ、暗くてネガティブな芸人というイメージが強い。
しかし、小学校の頃は「明るかった」という。いや、正確に言えば「明るく振舞って」いた。
自分の性格が実は「暗い」ということがバレるのが怖かった。だから道化を演じたのだ。
ある時、好きな女の子に「フランケンシュタイン」というあだ名をつけられてしまう。普通なら落ち込んでしまうところだ。
しかし、彼は全力で「フランケン」
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