「UFCの失策のおかげでベラトールは当初構想を2年前倒ししている」■MMA Unleashed
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Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回のテーマは……
MSGでビッグマッチ開催!好調ベラトールのスコット・コーカー社長
「UFCの失策のおかげでベラトールは当初構想を2年前倒ししている」
ベラトールが6月24日にニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでビッグイベント『Bellator NYC: Sonnen vs. Silva』を開催することを発表した。このイベントに先立ち、米国時間3月28日にニューヨークでチェール・ソネンやエミリャーエンコ・ヒョードル、マット・ミトリオンらが出席し、記者会見が行われた。
この大会は米国ではペイ・パー・ビュー(PPV)で放送される。ベラトールにとっては2014年5月の『Bellator 120』以来2度目の、そしてスコット・コーカー政権下では初めてのPPV大会となる。Bellator 120ではメインイベントで「クイントン・ランページ・ジャクソン対キング・モー」が行われ、セミファイナルには当初「エディ・アルバレス対マイケル・チャンドラー」が予定されていたところ、アルバレスの負傷によりウィル・ブルックスが代打出場を果たした。この大会のPPV販売数は約10万件だった。
ベラトールを放送しているスパイクTVのジョン・スラッサー氏は記者会見で、「われわれは、様子を見るだけのために1回限りのカードを組んだわけではない。PPVは当社の新規事業であり、これからPPVがベラトールをますます盛り上げていくことになる。時期は未定だが、定期的なPPVの開催を目指していくのがわれわれの方向性だ」と述べ、ベラトールが今後PPV事業に注力していく旨を明らかにしている。
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