佐藤嘉洋氏が設立を目指していた日本キックボクシング選手協会の発足と公式サイトがオープンした。以下、プレスリリース。
日本キックボクシング選手協会は、根本的にはキックボクサーの味方です。
そして、キックボクシングをより素晴らしい競技にするための組織です。
そのためにも、イベント主催者・ジム・選手のコミュニケーションを活発化させたいです。
その中で日本キックボクシング選手協会は、選手たちの意見を代表して話し合いの場を作りたいと考えております。
プロ、またはプロになりたいキックボクサーに対して有益な情報を提供します。
キックボクシングをメジャースポーツにしていきたいという気持ちは、選手も関係者も気持ちは同じのはず。私たちはその架け橋になりたいと考えております。
イベント主催者、ジムと敵対関係を持つことを目的としている訳ではなく、あくまでも話し合い、ケンカ別れという悲しい結末とならないよう尽力させてください。
以下、想定されるご質問にお答えします。
Q どのような活動をしていくつもりか?
A 遠方からわざわざ名古屋に来たり、SNSから面識のない選手などから多くの相談をこれまで受けたりしていました。
「頼られれば力になりたい」という姿勢で生きていますので、これまでもいろいろと相談に乗っていましたが、これは表立ってやったほうが業界のためになるんじゃないか、手助けしてくれる人も出てくるのではないかと思い、日本キックボクシング選手協会の発足に向けて動き始めました。
表立って名前を出せる方はまだ限られておりますが、多くの賛同者、協力者を得て今日に至りました。
この活動に共感を示してくれて手を挙げていただいた顧問弁護士2名を交えて選手たちの種々様々な相談に乗っていこうと思います。また、顧問税理士も後日加盟予定です。
Q 多くのイベントがあり、ルールも違えば契約内容も違う中、選手協会は成立できるのか?
A そこは昨年の3月9日に動き始めて、一番最初にぶち当たった壁です。
「キック界を統一する!」「業界を変えてやる!」などといった大それたことを、私は言うつもりはありません。
ただ、選手がより良い環境で、限られた競技生活を送れるように尽力したいだけです。
それはイベント主催者さまやジムさまに対しても同じです。
根本的には選手の味方になりますが、双方納得した上での話し合いを望んでおります。
だから、統一した選手協会ではなく、あくまでキックボクシングという概念の中で、選手からの相談に乗ろうという趣旨に基づいた活動になります。
Q 現在、Krush名古屋大会の実行委員長を務めているが、選手協会の代表と、イベント主催者側の幹部として兼任できるのか?
A 日本キックボクシング選手協会の活動は、Krush名古屋大会実行委員長へのオファー以前に始めていたことです。
K-1グループからも当初その辺りを気にしていただきましたが、Krush名古屋大会実行委員長としてではなく、佐藤嘉洋個人の活動として黙認していただいております。
ですので、選手からの相談を受けたときには、なるべく選手の立場から物事を考えることを心がけています。
また、イベント主催者としての立場もあることで、双方の気持ちもわかると思いますので、より親身に相談に乗れることでしょう。
顧問弁護士も2名在おりますので、より精査した話し合いもできるはずです。
しかしながら、選手協会というからには、現役を引退している者ではなく、将来的には現役選手が会長を務めるべきだと考えております。
日本キックボクシング選手協会の活動が認知されたときには、リーダシップのある選手に座を譲ることになるでしょう。イベント主催者さま・ジムさまには、けっして敵対する関係ではないことをご理解いただけたら幸いです。
<公式サイト>
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