Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回のテーマは現代MMAの常勝軍師グレッグ・ジャクソンの戦略、哲学!!
セコンドのグレッグ・ジャクソンが、「キ●タマでヤツを殴りつけてやれ」と選手にアドバイスする理由
MMA界に君臨するスターコーチ、グレッグ・ジャクソン。2000年からMMAの指導を始め、これまでにジョルジュ・サンピエール、ジョン・ジョーンズ、カルロス・コンジット、ドナルド・セラーニら、多くのチャンピオンやトップファイターを輩出してきた。そのジャクソンが、技術面に強いMMAライター、コナー・リュブッシュとパトリック・ワイマンがホストを務めるポッドキャスト番組『Heavy Hands』(2017年1月18日付、第142回)に出演、濃密にして初心者にもわかりやすいMMA戦略論やセコンド哲学を語っている。米国MMA最先端の戦略家がいったい何を語っているのか、ちょっとのぞいてみよう。
●過去映像分析は古い試合から始める
ジャクソン・ウィンクルジョン・アカデミーの選手の試合が決まると、どんなふうに戦略を練っていくのかについて、ジャクソンはまずは対戦相手のテープを見ることから始めると語っている。対戦予定選手の傾向や能力、何に頼り、何を狙っているのかを見定めるのが目的だ。
その際のポイントとしてジャクソンは、「私の場合は古い試合から順に見る。選手は徐々に自分の弱みや傾向を技術で隠すことがうまくなっていくが、古い試合にはクセが出やすい。だから、その選手のベースは何であるのか、古いものから地層を掘り下げていくように分析していくんだ」と語っている。これに自軍選手の能力を付き合わせて、ここなら勝てる、ここは避けるという戦略を練るのだという。
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