Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回のテーマは……WWE移籍? 新日本残留? 動向が注目されるケニー・オメガについて!
今年の新日本プロレス、1・4東京ドーム大会で行われた「オカダ・カズチカ対ケニー・オメガ」の一戦は、プロレス史上最高の試合だとして米国のスポーツメディアでも大きく報じられた。特にケニー・オメガはスポーツ・イラストレイテッドやESPNといった主流メディアでも取り上げられ、まるで新日本プロレスがすでに米国進出を果たしたかのようなにぎわいだ。そこで今回は、オメガが米メディアで何を語っているのかを抄訳で紹介しよう。オメガがこれから何をしようとしているのか、ヒントや示唆にあふれている。
●ケニー・オメガ、Sports Illustratedのインタビューより。掲載日はドーム大会の前日、2017年1月3日だ。
僕がWWEにいないからという理由で、それほどの選手ではないのでは、と思っている人たちがいる。でも、僕は今のWWEが嫌いなんだ。自分以外の試合を見ているとイライラする。こういうものを見るに付け、僕がプロレスの良さを多くの人に伝えないと、と思って、いっそう頑張ることになる。WWEでは特にテレビに出ているようなプロレスラー、メインスポットに押し出されているレスラーは問題が多い。いろんな選手がいてもいいが、主流の会社の主流の選手はこれではいけない。男らしく、犠牲を払わなければならないんだよ。
僕は今、文字通り、身も心もプロレスに捧(ささ)げている。朝起きれば、骨や関節が痛む。僕はまだ、年寄りというほど年を取ってはいけないけど、それでもたくさんの若い選手がくすぶっているのを知っている。僕は思うんだ。どうしてコイツらは、上にあがってこようとしないんだ? なぜもっとよい選手になるための努力をしないんだ? WWEの歯車の1つになって、現状に満足してしまっているのか? 毎週受け取る小切手にWWEと書いてあればそれでいいのか? 僕は努力をして、マッチ・オブ・ザ・イヤーのバーを上げ続けているのに、誰も追いかけてこないのはどうしてなんだ?
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