Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム――今回は最近のUFCトピックスです!
ジョルジュ・サンピエールが米国時間10月17日(月)のネット番組『MMA Hour』に出演し、「UFCとの契約が終了し、僕はフリーエージェントになった」と驚きの発言を行った。
「そう、いまいったとおり、僕はフリーエージェントだ。僕の弁護士がUFCとの契約を解除した」とGSPは語っている。これまでGSPは主にロレンゾ・フェルティータと復帰について前向きな話し合いを進めていたが、新しいオーナーがロレンゾとの約束を反故(ほご)にしたのだという。
このためGSPの弁護士は、期限付きでUFCにGSPに対する試合のオファーをするよう警告をした。UFCは期限ギリギリでロビー・ローラー戦ではどうかという連絡をよこしてきたが、「そこには試合の日程も、会場も、ラウンド数も、何も書かれていなかった、ローラーは最近試合をキャンセルしており、すぐに試合ができる状態かどうかも分からなかった」として、UFCの契約違反によりGSPは正式にフリーエージェントになった(弁護士談)のだという。
GSPによると、UFC側は「GSPの復帰はUFCにとってリスクである、それはGSPのことをファンにプロモーションし直すためにたくさんのカネがかかるからだ」と説明していたのだという。GSPは、ファンは自分のことを忘れていない、トロント大会は満員にできるはずだとしながらも、「実際、なんだかちょっと笑ってしまうよね。UFCはウソをついている。でも、UFCは自分たちのいっていることが真実であると信じたいあまりに、実際にそう信じ始めているようにみえる」と語っている。
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