格闘技ブログ「MMA THE ORANGE」の管理人オレンジがディープなエピソードをお届けする「MMAオレンジ色の手帖」! 今回のテーマは「MMAで成功する日本人五輪選手とは!?」です。
現在絶賛開催中のリオオリンピック。今回の日本勢はいつになく絶好調。前半戦だけで24個のメダルを獲得して、国別のメダル数ランキングでは途中まで3位につける大躍進を見せています。時差の関係で日本でのオンエアは深夜~早朝のため、テレビに釘付けになって寝不足気味の方も多いのではないでしょうか。
かく言う私も格闘技観戦も相まって寝不足と混乱の極み。開会式直後の8月7日なんて深夜から早朝にかけて柔道の高藤直寿と近藤亜美、ウェイトリフティングの三宅宏実の銅メダルを見届けると、UFCでの川尻達也と石原夜叉坊の試合に大絶叫。そのままチャンネルを競泳に移すと萩野公介と瀬戸大也が金銅フィニッシュ。その余韻に浸る間もなく新宿FACEに移動して「ZST」の昼夜連続興行を連続観戦。全21試合が終了したのは夜9時時間際ですよ…。帰宅してから泥のように爆睡したのは言うまでもないでしょう。こんな生活があと1週間も続くとどうなってしまうのか…。皆さんも寝不足には十分にご留意くださいませ。
そんなオリンピックの格闘技視点での楽しみ方と言えば「MMAに適正がありそうな選手」の発見。今回も柔道の試合中に「松本薫のオモプラッタやばい」とか「ベイカーは格闘技観戦が趣味でヒョードルが好きなんだ!」等々のTweetが飛び交い、マニアの皆さんも4年に一度の祭典を存分に楽しんでいるようです。
そんな状況を知ってか知らずかマスコミの報道も加熱気味。日刊スポーツが「吉田沙保里が総合格闘技参戦かRIZINオファーへ」と報じたかと思えば、東スポは「中村美里「総合格闘技」転身?」と応酬。さらにTHE PAGEが柔道女子78キロ級2大会連続金メダリストのカイラ・ハリソンのUFC参戦の可能性を記事にしており、誰かは別にして五輪選手のMMA参戦はもはや規定路線と言っても過言ではないでしょう。
ファンにとっては願ってもない話ですが、これまで五輪選手はどれだけMMAで活躍出来ているのか。どうしても華々しさばかりが先行して煙幕になっている感は否めません。そこで今回は過去のデータから日本人五輪選手のMMA適正度合いを改めてリサーチしてみました。題して「数字で見る格闘技〜MMAで成功する日本人五輪選手とは!?〜」。今宵も電波と充電の続く限りよろしくお願いします。
まず、五輪からのMMA転向で真っ先に思い浮かぶのは柔道。これまで金メダリスト3人(吉田秀彦、瀧本誠、石井慧)、銀メダリスト2人(小川直也、泉浩)、合計5人が戦いの舞台をMMAに移しています。
個別の戦績を見ていくと、吉田秀彦が9勝8敗1分(勝率50%)、瀧本誠が6勝5敗(勝率54.5%)、泉浩が4勝2敗(66.7%)と3名が勝率7割に満たなかったのに対して、最も高い勝率を叩き出したのは小川直也。7勝2敗(勝率77.8%)と実にキレイな戦績を残しました。特筆すべきはKO・一本決着の多さ。勝っても負けても9試合全てがKOか一本で試合が決まっているという凄まじさ。この潔さがハッスル柔道王としてPRIDEでも人気を博した所以なのかもしれません。何を隠そう私も小川の一挙手一投足に熱狂した口。大阪で開催された「PRIDE.11」での佐竹雅昭戦の結果を知りたいがあまり、日刊スポーツ編集部に電話して試合結果と内容を事細かく聞いてウザがられたのは何んとも恥ずかしい思い出です。
ただし、小川が対戦してきた相手を見ると、ステファン・レコ、ジャイアント・シルバ、マッド・ガファリらMMAの戦績が浅い選手が多かったのもKO・一本決着を増やした一因でしょう。大会的にも知名度の高い小川を簡単には負けさせられないという意図が見え隠れしています。
この続きと、ハンカチ王子とベーマガ、アジャ・コング、AbemaTV、カール・ゴッチ特集、ドン・フライ殿堂スピーチ、ケニー・オメガ「DDT発言」などの記事がまとめて読める「13万字・詰め合わせセット」はコチラ http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1095857
現在絶賛開催中のリオオリンピック。今回の日本勢はいつになく絶好調。前半戦だけで24個のメダルを獲得して、国別のメダル数ランキングでは途中まで3位につける大躍進を見せています。時差の関係で日本でのオンエアは深夜~早朝のため、テレビに釘付けになって寝不足気味の方も多いのではないでしょうか。
かく言う私も格闘技観戦も相まって寝不足と混乱の極み。開会式直後の8月7日なんて深夜から早朝にかけて柔道の高藤直寿と近藤亜美、ウェイトリフティングの三宅宏実の銅メダルを見届けると、UFCでの川尻達也と石原夜叉坊の試合に大絶叫。そのままチャンネルを競泳に移すと萩野公介と瀬戸大也が金銅フィニッシュ。その余韻に浸る間もなく新宿FACEに移動して「ZST」の昼夜連続興行を連続観戦。全21試合が終了したのは夜9時時間際ですよ…。帰宅してから泥のように爆睡したのは言うまでもないでしょう。こんな生活があと1週間も続くとどうなってしまうのか…。皆さんも寝不足には十分にご留意くださいませ。
そんなオリンピックの格闘技視点での楽しみ方と言えば「MMAに適正がありそうな選手」の発見。今回も柔道の試合中に「松本薫のオモプラッタやばい」とか「ベイカーは格闘技観戦が趣味でヒョードルが好きなんだ!」等々のTweetが飛び交い、マニアの皆さんも4年に一度の祭典を存分に楽しんでいるようです。
そんな状況を知ってか知らずかマスコミの報道も加熱気味。日刊スポーツが「吉田沙保里が総合格闘技参戦かRIZINオファーへ」と報じたかと思えば、東スポは「中村美里「総合格闘技」転身?」と応酬。さらにTHE PAGEが柔道女子78キロ級2大会連続金メダリストのカイラ・ハリソンのUFC参戦の可能性を記事にしており、誰かは別にして五輪選手のMMA参戦はもはや規定路線と言っても過言ではないでしょう。
ファンにとっては願ってもない話ですが、これまで五輪選手はどれだけMMAで活躍出来ているのか。どうしても華々しさばかりが先行して煙幕になっている感は否めません。そこで今回は過去のデータから日本人五輪選手のMMA適正度合いを改めてリサーチしてみました。題して「数字で見る格闘技〜MMAで成功する日本人五輪選手とは!?〜」。今宵も電波と充電の続く限りよろしくお願いします。
まず、五輪からのMMA転向で真っ先に思い浮かぶのは柔道。これまで金メダリスト3人(吉田秀彦、瀧本誠、石井慧)、銀メダリスト2人(小川直也、泉浩)、合計5人が戦いの舞台をMMAに移しています。
個別の戦績を見ていくと、吉田秀彦が9勝8敗1分(勝率50%)、瀧本誠が6勝5敗(勝率54.5%)、泉浩が4勝2敗(66.7%)と3名が勝率7割に満たなかったのに対して、最も高い勝率を叩き出したのは小川直也。7勝2敗(勝率77.8%)と実にキレイな戦績を残しました。特筆すべきはKO・一本決着の多さ。勝っても負けても9試合全てがKOか一本で試合が決まっているという凄まじさ。この潔さがハッスル柔道王としてPRIDEでも人気を博した所以なのかもしれません。何を隠そう私も小川の一挙手一投足に熱狂した口。大阪で開催された「PRIDE.11」での佐竹雅昭戦の結果を知りたいがあまり、日刊スポーツ編集部に電話して試合結果と内容を事細かく聞いてウザがられたのは何んとも恥ずかしい思い出です。
ただし、小川が対戦してきた相手を見ると、ステファン・レコ、ジャイアント・シルバ、マッド・ガファリらMMAの戦績が浅い選手が多かったのもKO・一本決着を増やした一因でしょう。大会的にも知名度の高い小川を簡単には負けさせられないという意図が見え隠れしています。
この続きと、ハンカチ王子とベーマガ、アジャ・コング、AbemaTV、カール・ゴッチ特集、ドン・フライ殿堂スピーチ、ケニー・オメガ「DDT発言」などの記事がまとめて読める「13万字・詰め合わせセット」はコチラ http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1095857
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