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「リアル七帝柔道記」「沖縄角力大会」…中井祐樹の「東奔西走日記」7月1日〜15日編

2016/07/16 10:15 投稿

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日本格闘技界の礎を築いたレジェンド、中井祐樹先生 が日常を綴る連載! 今回は7月1日〜15日編!



7月1日 金曜日 晴れ 指導方針的な

 キッズクラスは柔術day。少年部では相撲・レスリング・柔道・サンボ・柔術を順番を決めてまわしている。週一回しか来れない子でも種目がずれていき、まんべんなくすべて味わえる仕組みになっているのだ。
 ウォーミングアップののち、みんなで柔術を楽しみました。Sくんもついに初の柔術ルールにトライ。まずは慣れ、次に継続といきましょう!
 中学部では今週=B週のテーマ「クローズドガードからの十字逆」の打ち込みを行い、ドリルやフリースパーを実施しました。
 週のテーマはA週がアタック全般、テイクダウン、トップポジションなどでB週がディフェンス、ガードポジション(攻め含む)、エスケープなどとなっています。闘いはこんなに紋切り型なわけではないが、今のところこれがバランスが取れているんじゃないかということでやってます。
 続いて夜クラス。打撃や関節技の基礎を解説。ミット打ちなども行いました。すべてのクラスが初心者からエキスパートまで全レベルに同時に対応します。(これだけは譲れません!)


7月2日 土曜日 晴れ 下町な一日

 新浦安でのキッズレスリング、初回が今日よりスタート。楽しんでもらえたかな?駅前のショッパーズプラザの4階、セントラルウェルネスクラブの中でやってますんで皆さんヨロシク。
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 移動して少しカフェーで休憩しつつ今度は亀有でのキッズレスリング。みんなバリ元気です。楽しくいきましょ!

 すぐにスーツに着替え、パラエストラTB(トーキョー・ベイ=葛西&浦安)の10周年パーティーへ。遅れての参加となったがまずは挨拶スピーチ。廣瀬代表にメンバーの皆様、支援してくださったすべての方に私からも感謝。

 翌朝早いんでこのまま帰宅の予定だったが、ちょいと一杯、男呑み。MAX柔術アカデミー・増沢慶介先生に鶴屋・千葉支部長に大内・小岩支部長、漫画家のつの丸先生ほか同年代のメンツ6人ほどで。悪巧み(?笑)。


7月3日 日曜日 晴れ 全日本マスター柔術オープン

 数時間寝て、七時台の新幹線で名古屋へ。第一回となる全日本マスター柔術オープントーナメント。日系の方々とのコラボレーションにより500名が参加する大きな大会となった。
 Abemaによる同時配信も行われのべ一万回以上の視聴もいただいた。音声には改善の余地はかなりあるものの解説もさせてもらった。大会も大熱戦の連続だった。中部地区の近い将来の更なる隆盛が予感される。負けるな、他地区。
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7月4日 月曜日 晴れ 家庭に競技名を

 夜、くだらない話をメンバーと。家庭内予選の話題。

「私と○○、どっちが大事なのよ!」

 ○○には正式な競技団体名を入れて下さい。上記の会話に競技名が入るようにするのが僕らの役目。あなたの家庭に個々の競技名が浸透していきますように(笑)。


7月5日 火曜日 曇り Odds And Ends

 午前から昼にかけて映画「刺青」などを観る。若尾文子に翻弄されっぱなしの90分。コワいコワい。

 町田支部へ。今週のテーマ「クローズドガードに対するパスガード」より、以前の続きの第三弾を。
 メインストリームでない、いわばオッズ・アンド・エンズ(半端もの)って感じだがそれでもひとつひとつに意味がある、必携モノだ。
 後半より7/31コパブルテリアにあわせ3分半刻みでドリルや自由稽古。柔道やグラチャンなど、様々なニーズに対応していきますぞ。


7月6日 水曜日 晴れ 光あるうちに行け

 午前、山本亨・墨田区長を表敬訪問。日本ブラジリアン柔術連盟としての会場誘致はじめ様々に話させていただいた。重要な業務です。

 帰りの車中、一件、重大な電話が入る。相当重い決断だったのだろう、それが伝わってきた。背中を押そう。

 夜は池袋支部指導。ハワイで経験のあるという方が体験参加。グレイシーテクニックスというところ、UFCフェザー級トップランカーのマックス・ホロウェイの在籍ジムだと即座に気づくUFCレギュラー解説者の私(笑)。
 内容はオープンガードからの攻めを、というリクエストに応じ関節絞め(コムロック)やサイドポジションに対するエスケープや中井式アームバーを紹介。
 その心は体系化された技法と個体差によるオリジナリティは相反する概念ではないという事。絶対的な技術体系など、誓って言うが、ない。必ずその人の個性が入るはずだ。迷わず行けよ。


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