決選投票前に、石原氏が敗れた時点で、派閥連合票は、石破・安倍陣営の四方八方にとびっ散ったんですよ？ちなみに古賀派はまとまって石破氏に決選で投票しましたが、なぜ安倍氏への投票が派閥の論理かのように結びつくのでしょうか。（古賀派が安倍さんに投票したというのは捏造です。中韓の暴威に耐えられないというのも意味不明です）

そもそも派閥連合候補の化身であった石原氏が、スカルノ夫人のおっしゃるように議員票で１位にも関わらず、決選投票すら叶わなかったのは、他ならぬ派閥の思惑が外れまくった総裁選であることしか証明できないのですが。

党員票という８０万人（もちろん、自民党内では貴重な彼らであっても、これだけを民意というのは大いに乱暴であります）の票によって、１回目の投票の時点で派閥の思惑は崩れているのですよ？夫人は石破氏が党員の過半数を取ったことばかりに終始していますが、安倍氏も３割の党員票を得ています。安倍氏も３割の党員の支持を得たからこそ、議員票で石原氏に僅差で負けても、克って決選投票に合間見えたのございます。安倍氏の党員３割支持もそれなりとは思いませんか？逆に言えば、安倍氏の総裁選出を派閥の論理だのにまとめてしまうのは、３割の党員による「民意」を夫人は無視する格好になりますよ？？

民意といえば、本来は有権者全ての民意です。８０万人の「民意」はおろか、１億人の「民意」を無視しているとこがありますね？それは何処でしょうか？

党員投票率３３％の代表選で選出されただけでなく、政党支持率も１割半程度で、地方の選挙も連敗続き、内閣支持率も３割もない首相（党首）を再選した与党・民主党でしょう？
彼ら民主党の３年間にこそ、今すぐ解散総選挙の民意を問うべきではないのですか？？
なぜ、そんな民主党には夫人も含め全メディアは「民意」のことを大合唱しないのですか？？

野党への民意がどうのよりも、与党の民意を問い直すべきでしょう。
あるいは民主党自民党含めての全ての政党の民意を問い直すのが解散総選挙のはず。

夫人には今一度、冷静かつ広い視点で、まっすぐに野党の総裁選を見て欲しいです。