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先日 テレビを見ていると スウェーデン


ストックホルムで行われた、 ノーベル


医学・生理学賞受賞、 京都大学の


本庶佑教授の 授賞式のニュースが


流れていました。 日本国民として


誇りであり、 日本が誇る 世界の至宝


です。 そんな素晴らしいニュースを


耳にしたあと うってかわって 国会での


驚きのニュースが 映し出されました。


日本の 外国人技能実習生に対する、


悲惨な実態です。 2015年～2017年の


3年間で 外国人技能実習生 69人が


死亡していたことが わかりました。


立憲民主党の 有田芳生氏が 指摘した


内容では、 死亡原因は 「溺死」「事故死」


「凍死」「転落死」「自殺」「心不全」など。


溺死者は 7人、 自殺者は 6人もいます。


69人は 18～44歳で、 7割近くが 20代。


母国を離れ 志をもって 日本にきて、


一生懸命働いている 若い実習生


ばかりで、 とても胸が 痛くなります。


希望をもって 日本に来た、 大切な子達の


親の悲しみ、 嘆きが 想像を絶します。


厚生労働省は もっと責任ある態度を


とるべきです。 間に入ったエイジェントは


責任を持つべきです。 エイジェントだけが　


儲かるなんて 外国人技能実習生は


奴隷ではないのです。


法務省 和田雅樹入国管理局長は 「中身


を把握していない」 「今後調査する」と


不明瞭な答弁を 繰り返すばかり。


安倍首相は 「亡くなった経緯は、


今初めて聞いた。私は答えようがない」と。


関心がないんでしょうか。 不思議で


仕方ありません。


時給300円で 長時間働かせるなんて、


奴隷ですか。 1日8時間労働で たったの


2,400円。 先進国の日本で アジアの


リーダー国の日本で、 何ということ


でしょう。 恥ずかしい限りです。


大昔の奴隷は お金で買われてきて


いますので、 死に至らしめると 買主


（雇い主）は損しますので、 死に


至らしめることは しません。


溺死って どういうことですか。


東南アジアの男性、 あまり泳ぎを


知りません。 海で働かされて いたの


でしょうか。 凍死とは どういうこと


でしょう。 東南アジアの人達にとって


日本の寒さは 過酷なことです。


事故死、 これも一体 どういう状態で


起きたのでしょう。 転落死に 至っては


鉄骨などの 高い工事現場で 起きたの


でしょうか。 自殺者は あまりの非情な


状況に、 夢を打ち砕かれ 死を選んだの


では ないでしょうか。


外国人技能実習生は モノでは


ありません、 人なのです。


外国人技能実習生にも 権利があります。


技能実習生は 全国に 約26万人いると


されており、 劣悪な労働環境が 問題視


されています。 2017年には 7000人以上が


耐えられなくなって 失踪しています。


技能実習生の 環境が変わらないまま、


入管法を進めていくなんて、


もってのほか。 受け入れ側が こんな


状態で、 労働力を増やすことだけしか


考えていない日本、 信じられません。


日本の 外国人労働者に対する ずさんな


実態、 最低です。 恥ずかしいです。 



◆お知らせ◆

本日、 12月11日（火曜日）

ＴＢＳテレビ　19：00～20：54　

「教えてもらう前と後」
に 出演いたします。

皆さま 是非 ご覧くださいませ♪



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では 皆さま 次号をお楽しみに。