かつて「中央」から蝦夷と呼ばれた「辺境」の地、青森県。こうした「中央」と「辺境」の関係性は、現在にも残されている。たとえば2015年にセブンイレブンが初出店したニュースも記憶に新しいが、逆に言えば「辺境」だからこその独自文化がグローバリズムの波に負けずに残された土地でもある。しかし表面を撫でるように旅しただけでは、その特殊性はわからない。地層の下に隠された歴史を掘ったり、目立たないが重要な「この土地の現在」へ光を当てるには、ちょっと変わったスポット巡りが必要だ。そこで筆者が提案するのは、青森のミステリーに迫る2泊3日の弾丸ツアー。3日で青森県を味わえる旅として、ぜひとも参考にしてもらいたい。
文・写真=吉田悠軌
text & photo by Yoshida yuki
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