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Soan(Moran)×宏崇(R指定)ドラマー対談!【第三回(最終回)】

2015/02/24 18:00 投稿

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ここでお届けするのは、MoranのSoanとR指定の宏崇のドラマー対談。
"ドラマー対談"と銘打ってはいるが、とくにドラムについて話してはいません。
2人の他愛もないけど、でも、親密度の見える会話を行っています。
R指定は、2月11日最新シングル『サドマゾ』をリリース。Moranは、3月より東名阪を舞台に結成7周年アニバーサリーワンマンツアー「Dreamy Anniversary」を開催。
4月からは、R指定/Moran共に参加するイベントツアー「2015年春SPEED DISK PRESENTS「森羅万象tour'15#2」」もスタートします。
ぜひ、足を運んでください。

撮影:田辺佳子 / インタビュー:長澤智典

R指定はイベントツアー自体が久しぶりなうえに、Moranとも久しぶりに一緒のツアーになるんで、楽しみでしょうがないです。
宏崇:思うんっすけど、Moranってツアー先の楽屋に居ることって少ないっすよね。
なんかイメージ的に、リハーサルを終えたら外へ出て、本番直前にライブハウスへ来るって印象なんで。
Soan:それは、うちのヴォーカルだけじゃないかな??。他の4人は割りかし楽屋にいるよ。
宏崇:なんか、ホテルでメイクしてるってイメージがあって。
Soan:あっ、リハーサルから本番までの出番まで時間が大きく空いたときは、そうしてることもあるかも。
宏崇:うちは、居れるときはズッとライブハウスの楽屋に居る派なんっすよ。

――イベントだと、狭い楽屋での場所取りも大変じゃないですか??
Soan:そう。とくに若手が多いと変に気を使われるし、そうなると、逆にこっちも余計な気を使ってしまうんで。
そういうときは、うちらは外で準備をし、楽屋は若手らに伸び伸び使ってもらうようにすることも多いですね。

――4月からスタートする「森羅万象」ツアーでは、一緒に各地をまわるんですよね。
宏崇:そうなんです。
うちはイベントツアー自体が久しぶりなうえに、Moranとも久しぶりに一緒のツアーになるんで、楽しみでしょうがないです。

――春の「森羅万象」ツアーはSPEED DISC所属バンドのみですよね。と言うことは、顔なじみばかり??
宏崇:新しくレーベルに入ったバンドもいろいろ居るんで、みんな知ってるわけではないです。って言うか、Moranしか俺らは知らない(笑)。
Soan:困ったことに、詳しくはMoranもR指定しか知らないです。。。


Soanさんが赤いきつねなら、俺は緑のたぬきみたいな。
――お互い、2マンをやったりとかの経験は無いんですか??
Soan:ないですね。
宏崇:色が違いすぎるんで、絶対に合わないっすよ。
Soan:でも、混ざらないものを混ぜたときの化学反応って、俺はすごい好きだからやってみたいなとは思ってるんだけど。
以前にその話をマモとZに振ったら「NG」と言われ、心折れたことがあったからね(笑)
宏崇:あっ、そうなんっすね。
バンドでの決定権のことまではわかんないっすけど、俺個人としては何でもOKっすよ。
基本、R指定のバラエティ担当なんで、熱湯風呂入れと言われれば入りますし(笑)。
Soan:そういう面では、俺と宏崇の性格は間逆かも知れない。
俺はバラエティ担当ではなく、そういう色を閉めてく人なんで。
宏崇:バンドの中の立ち位置的にそうっすよね。
Soanさんが蛇口を閉める人間なら、俺は蛇口をひねってどんどん開けてくタイプ。
格好つけてる人のメッキを剥がしたい性格の人(笑)。

――Soanさんは、けっこうガード固そうじゃないですか??
宏崇:そうなんっすけど。小さい穴がちょっと空いてるんですよ。それを広げていくのが楽しい(笑)。
中には、まったく開けない人もいるんで、そういう人に関しては俺、最初から触れないですから(笑)。

――お互い性格面の共通項って、意外と少ないんじゃないですか??
宏崇:プレイ面も含め、そこの方向性は全然違うと思います。Soanさんが赤いきつねなら、俺は緑のたぬきみたいな。
Soan:その説明、俺はわかるけど、みんなにはわかりづらいよ(笑)。


俺の場合はメッキを剥がしても、さらに洗練された強いメッキが出てくるだけだから(笑)。
――4月から始まる「森羅万象」ツアーで、お互いどんな風に交流を深めていくのかも楽しみじゃないですか??
Soan:そうですね。
宏崇って、普段はおちゃらけたバラエティ担当だけど、ライブでは一切のバラエティ要素を取っ払い、人間味あふれたドラムサウンドを叩きつけてくるんでね。
そこに嬉しいギャップを感じると言うか。一人のドラマーやアーティストとしては、もちろん。一人の人間としても尊敬出来る男なので、一緒にまわれる春のツアーは楽しみだよ。
宏崇:Soanさんは、一人の男として、俺なんかよりも遥かに大人な人ですからね。
俺、中身は9歳で止まってますから(笑)。
Soan:ピーターパンだ(笑)。
宏崇は愛嬌のある性格なんでね。だから、みんなにも好かれてるし。
宏崇:いやいやいや、たちの悪い9歳児ですよ(笑)。
Soanさんはお洒落な大人のように、自分にないものを全部持ってるんで。
だからこそ、そのメッキをどんどん剥がそうかなと(笑)。
Soan:俺の場合、そのメッキを剥がしても、さらに洗練された強いメッキが出てくるだけだから(笑)。

――では最後に、互いの近況関係をお願いします。
Soan:Moranは3月14日に大阪MUSE HALL、15日に名古屋ELL、28日に新宿ReNYを舞台に、Moran結成7周年を祝した「Dreamy Anniversary」と題した、夢のような"周年ワンマンライブ"を行います。
その名のごとくファンタジーな空間の中、一緒にお祝い出来る環境を作りあげられたらなと思っています。
その後、メンバーのバースデーライブも企画していれば、新宿ReNYの日には、その後の展開も何かしら発表出来たらと思っているように、ぜひ足を運んでください。
もちろん、その後のR指定とも一緒にまわる「森羅万象」ツアーも楽しみにしています。
宏崇:R指定は、2月11日にシングル『サドマゾ』を発売したんですけど。同じ構成がほとんどない目まぐるしく展開していく曲のように、R指定の数ある楽曲の中でも訳わかんない歌です(笑)。
ちなみに僕は、サドもマゾもどっちでもイケる人です(笑)。
Soan:自分は受け身は嫌いですね。
これで「受け身大好きです」と言ったら、ただの変態ですよ(笑)。
宏崇:Soanさんに「ドMです!!」とは言って欲しくないもんなぁ(笑)。

――朝起きて○○になってたら?
宏崇:朝起きて野良猫になってたらどうします?。とりあえず、車の下で目が覚めてという前提でお願いします。
Soan:まずね、容姿を確認する。
宏崇:鏡はないから車のボディとかでね。
Soan:そう、自分で振り返って見てみたりね。
あと自分がオスなのかメスなのか性別も確認して。
他にも毛並に艶があるのかなど、自分の目つきとか顔立ちを確認して大丈夫だと思えば、いち早く野良の世界から人間の居る世界に行きたいね。
人の良さそうな人を見つけて、普段だったら懐かないのに、みずから愛想を振りまきに行くね。
飼われようと努力する。
最初の目標は飼い猫になることだね。外は縄張り争いとかあるし食料を調達するのは一苦労なので。
宏崇:まるでやったことあるみたいな。
Soan:やったことないけどね(笑)。じゃあ、宏崇は朝起きたら……野球のバットかグローブだったらどっちがいい??
宏崇:おおーっ!!バットかグローブか…って、どっちでもいいっすわ!!
Soan:捕球か打たれる側なのか。
宏崇:どっちにしても使われる側というか痛いやつね。
どっちかと言うとダメージを与えられる側より与える側のがいい。
グローブだったら馴染ませて柔らかくしてほしい。
しかも網は十字のやつで、色は黒で、ショートの人に使ってほしい。
俺野球でショートが一番花形だと思ってるから。
グローブだったらね。
Soan:二番ショートの人とかね。
宏崇:いいですね。
でもバットだったら四番の人に使ってほしい。
しかもプロの世界を見据えて木で作ってほしい。
(膝で)ぽーんいかれても折れないように、しなるやつね。

――もしドラマー以外でやりたいパートは?もしドラムがよければその理由も
宏崇:俺、ギターでステージに立ったことはあるんです。
ただ今のバンドの規模で立ったことはないんで、前に立ってみたい願望はあるんですけど、いざ立つと何していいか分からなくなるんですよね。
なんか上から下まで全部見られてるって思うと…。
普段はドラムセットで隠れて上半身しか見えなんで。
いざ前に出されると「俺、香水つけてないけどどうしよう」って(笑)。
Soan:俺は逆に全部見て欲しいタイプですかね。
宏崇のドラムの見せ方はがっちり要塞を組んで上半身だけ見せてドラムと自分でアプローチしてるタイプ。
逆に俺は、背が小さい中で椅子を上げられるだけ上げて極力身体を見せたい人。
やってみたいのは弦物ですね。
何回かアコースティックライブとかでベースを弾いたことはあるんですけど。
ヴォーカルになると「どうしよう」ってなっちゃうんで、やってみたいポジションではあるんですけど間が持たないから、ワンマンを完遂できる自信はないですね。
やりきれない気がする。
宏崇:俺、この間とある企画でステージ上たった一人で歌ったんですけど、もう途中で歌うのを辞めて楽屋へ逃げ帰りました(笑)。
本当は最後までいる予定だったんですけど。
けっこうしゃべる人間ではあるんですけど、ヴォーカルになると間が持たないですね。
やっぱり楽器を持ってたいっす。



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