L→R ZERO,KEKE,kazuya,TSUKASA
音質、ミックス、アレンジ含めて100点を上げたいと思える曲「星屑のアルペジオ」!
この自信作を武器に2025年はメジャー、インディーズ関係なく攻撃的に攻める!
■前回メジャーデビュー曲「まだ僕らを知らない君へ」でインタビューさせて頂きました。メジャー第一弾のリリースとの事で反応はどうでしたか?
KEKE:友人やファンの方に、職場や街中で流れていましたって聞く事が結構多くて、YouTubeのコメントとかにもショップで流れていて、ここに辿り着きましたみたいな人もいて、一気に露出という面で、メジャーリリースをきっかけに広まった印象はあります。
TSUKASA:知り合いのバンドマンからも絶賛されました!メジャーという言葉が自分たちのオーラを大きくしてくれた印象です。自分にオーラがあるか分からないですが!(笑)
■そして今回はメジャーレーベルリリース第2弾シングル「星屑のアルペジオ」をリリースします。この曲はグッドメロディの中、壮大感を非常に感じる全体で包み込んで来るような楽曲になっていますね。この曲についてメインコンポーザーのkazuyaさんに聞いてみたいです。
kazuya:今年の5月に2日だけ時間があった時に、この時しか曲作りのタイミングが無いと思って3時間ぐらいで仕上げた曲です。結構メンバーの会話から曲作る事が多いんですが、今回KEKEからファルセットを使った曲を歌ってみたいと要望があったので、サビにファルセットを入れてみたら結構良かったんですよね。後、曲タイトルに拘りがあって、アルペジオって単語みたいに言いたくなるような言葉をタイトルに使いたかったので、KEKEに相談して「星屑のアルペジオ」というタイトルからこの曲がスタートしました。
■そして今回作詞には松井五郎氏を起用しておりますよね?
kazuya:今、メジャーでやっている事は、やはり広く認知してもらいたいと思う事が大前提だと思うんですよね。前回のSingle「まだ僕らを知らない君へ」のタイアップなんかでも、インストアイベントに足を運んでくれた新規のお客さんもいて、少しでも認知度は広がって来ていると思うので、その中で今回の「星屑のアルペジオ」は自信作という事もあり、確率論として勝てる方法を考えた上で、日本人はやはり歌詞を中心に聴くじゃないですか。そこに言い訳を作らない意味でも、以前からお話はあった松井さんにお願いさせていただいた感じなんですよね。
■松井五郎さんの手がけた歌詞を歌ってみて、KEKEさん歌詞の内容をどう理解しましたか?感情移入など含めて如何でしょうか?
KEKE:このシングルがメジャー決まってからの初めての新曲なんですよ。内容的には、ちょっと悲しさや寂しさも見えたりしますが、松井さんにもアドバイスをもらいつつ、自分なりに解釈した上で、僕らの目標に掲げている野音の事など、そういう未来に対しての希望みたいな気持ちを載せて歌わせて頂きました。
■今作の「星屑のアルペジオ」、他のメンバーさんからお話が聞きたいです。
ZERO:ど頭からベースが入る事って余りないので、この曲がライブに入る事で、イヤモニを使わないといけなくなりましたね。まだ慣れていないので、ライブではドキドキしています。結構フレーズもハイポジションを使うのですが、それが苦手なタイプなので、この曲がはじまる時はピリピリしています。(笑)レコーディングでは自分らしさをあまり意識せず、自分ぽく無いのを、どう自分にしていくかみたいな作業を意識しながらレコーディングした曲ですね。
TSUKASA:歌詞の内容だけでいうと別れとかを連想しますが、この曲はデモを聴いた段階で、凄い楽しそうなイメージだったので、ドラムで少しでも華やかさを出したいと思ってフレーズなどは意識しました。2番のAメロで和太鼓を叩くような叩き方をしているのですが、日本人って感じがして素敵です!
■前回のインタビューでkazuyaさんが、シンプルに聞こえても実は複雑になっていたりして、コピーが難しかったりするみたいな話をしていました。今回の曲にもそんなテイストが組み込まれているのでしょうか?
kazuya:今回でいうと2A、2Bは面白いですよ。コード進行は同じでもベースだけは落としていくといか、Bメロも転調したりとか、引っかけはちょこちょこ入れています。7割ぐらいは簡単なんですが、他は結構複雑になっています。
■やはりシンプルにも聴こえる中で、kazuyaさんの拘りはしっかり入っているんですね!
kazuya:僕の感覚なんですが、周りでマニアックと言われているものって、実は僕からいうとマニアックでは無かったりするんですよ。そういう雰囲気を出しているパブリックイメージに思っていて、実はポップスを解体していくと、そちらの方が猛毒に感じるんですよね。僕らの音楽もマニアックには聴こえないと思うんですが、最終的には結構複雑な部分もあって、そこが毒というか魅力な部分でもあるんです。
■今回のSingleに収録されている「DESIRE」は、打って変わって妖艶な雰囲気の曲になっています。こちらの曲についても聞いてみたいです。
kazuya:これも同じ日に3時間ぐらいで作った曲なんですが、これもKEKEが歌謡テイストなビジュアル系みたいな曲が欲しいという話があったのでそれをヒントに作りました。伝わっているか分からないですが、この曲はかなり複雑になっていますね。ずっとキーが何か分からない面白い感じなんですよ。とにかくギターアレンジが最近の中で一番時間がかかったと思います。Aメロは特にヤバいです。我ながら良く出来たなって感じです!
KEKE:個人的にプライベートで聴く曲は激しい曲が多かったりするので、ライブ活動中心のバンドの中、やはりライブで勢いが出せる曲が欲しかったのもありますし、第四期としてライブ映えしつつ、kazuya節も入っている曲がもっと欲しいと思っていたので、今回はそんな曲がそのまんま来た感じでした。120%でkazuyaさんありがとうございます!(笑)
TSUKASA:この曲はうまい具合にアレンジ出来ました。KEKEくんからもドラムのアレンジがカッコいいと言われました!ロック色が強い曲なので、スネアとタムの組み合わせとかも沢山入れて、ダークなイメージも出せたらと思ってアレンジしましたね。
ZERO:この曲はゴリゴリな感じで攻めようと思ったので、低音弦を活かしつつ、自分の持ち味を最大限に出せるように考えました。ライブでやっていてもコード進行が分からなくなっちゃう時もあるんですよ!(笑)怪しい部分もありつつ、攻撃的な部分もある曲なので、ライブでは本当に楽しい曲になっていますね。
■「DESIRE」の歌詞についても聞いてみたいです。
KEKE:最近、僕が書いてきた歌詞は、「まだ僕らを知らない君へ」みたいな人間味があるといいますか、自分達の夢や仲間という部分にフォーカスして書いて来たんですが、この曲が上がって来た時に、まず「星屑のアルペジオ」の雰囲気と全く逆のイメージがあって、その中でサビの最後の「欲望と禁断の愛を頂戴」というワードが頭にポンって出て来たので、そこを派生して作っていくうちに、ちょっとメンヘラチックな曲になって行きました。自分が寂しがり屋だったりするので、そういうダークな部分も歌詞に入れ込んでみたりしました。
■ある意味、この曲もラブソングではあるんですよね?
KEKE:ラブソングではあるんですが、ちょっと歪んだ感じですね。僕、幸せよりも恨みとか負のパワーの方が強いと思っているんですよ。ライブで感情移入した時に、そういう所に自分を重ねた方が勢いも出るかなと思って書きました。
■そしてもう1曲「黎明(れいめい)」も収録されています。ラップも入ったような当時でいうミクスチャーのような曲ですね。またこの曲もTHE MICRO HEAD 4N'Sさんの新たな1面でもありますね。作曲したZEROさんに話を聞いてみたいです。
ZERO:過去作って来た曲は、割とギターから作って来たものが多い中、シンセがメインになる曲を作りたいと思っていて、この曲は初めてシンセから打ち込んで作りました。当初、バンドが出て来ないで終わるぐらいの、俺が欲望を吐き出すためだけに作った曲だったんですけど、曲出しの時に、今までにはなかった曲だと思ったのと、この曲を超えるものが俺の中ではなかったんです。
■「黎明」の歌詞についても聞いてみたいです。
KEKE:僕もこの曲には自分の事を吐き出していて、歌詞に「君」とか出てくるんですが、言い換えると結局自分の事を言っているんです。生きて来た中で後悔は少なからずあると思うし、自分は過去にコンプレックスもあったので、それを乗り越えて行く強さという所にフォーカスして歌詞にしました。この曲はラップ部分が肝だと思っていて、僕はヒップホップも聴くので、24/7(トゥエニーフォーセブン)とかラップ用語も入れたりして歌詞を書いていて楽しかったですね。
■先日『THE MICRO HEAD 4N'S TOUR2024 星屑のアルペジオ』の名古屋ハートランドの公演が終了しました。名古屋でのライブどうでしたか?
KEKE:今回のツアーは全箇所意味のあるツアーであるのを特に感じられていて、24年12月15日のファイナルのSpotify O-WESTに向かって行く中で、自分達で決めた目標人数に向けて、僕とTSUKASAさんが手売りチケットを自ら売っているせいもあるのか、今回の名古屋は特にマイフォへの愛をもってライブに参加してくれていて、みんなで一体感を作れたライブになりましたね。今回「星屑のアルペジオ」では振り付けも付けていて、今回ZEROさんが光るブレスレットをデザインしてくれたのもあって、マイフォのきらやかな楽曲を、その振り付けとそのブレスレットのおかげで、本来自分らが見たかった景色をライブハウスでも表現出来てるように感じます。
kazuya:両親が来てくれたんですよ!楽しかったみたいです!ここ最近ツアーでは、FANTASTIC♢CIRCUS、EX-FIVEでもやっていて、結構ギターを弾く時間が増えているんですよね。各々のバンドはメンバーも違うので向上心がバチくそ上がっていて、それもあってギターリストとして名古屋は特に良いギターが弾けましたね。kazuyaさんギター上手くなりましたねって初めてスタッフに言われたんですよ!(笑)
TSUKASA:LINE録音を始めて後から聴いてみた所、ツインペダルを変えたのもあって、アグレッシブでとても良いバランスで叩けたのが名古屋のライブでした。何を思ったのか衝動的に立ち上がって叩いたりとかして名古屋のライブはかなり熱かったですね!
ZERO:ライブのどこからかテンションが上がりすぎてぶっ飛んじゃって、結構大暴れした記憶はありますね。そういう時は関係者の方とかの評価も良いので、この日の名古屋は良いライブだったんだと思います!
■2024年はメジャーでのリリースもありましたが、2025年はどんな年にしましょうか?
KEKE:今回のツアーファイナルのSpotify O-WESTで、神田明神ホールを発表予定なんですが、1年かけてそこに向けてチケットを売って行こうと思っています。僕らはライブバンドではあるけどホールでやるのがマイフォには似合うと思っているので、自分達の新しい挑戦の意味も込めて、キャパ上げてホールでワンマンというのを1年かけてしっかりとアピールして行こうと思っています。
kazuya:僕のもう1つやってみたい挑戦として、メジャーからリリースはしていますが、インディーズでもリリースしたいと思っているんですよ。要はシングルのA面、B面があると思いますが、あれと同じ感覚で楽曲によってメジャーとインディーズを分けて出したいんですね。お客さんからしたら、メジャー盤、インディーズ盤のどっちが良いみたいな感覚ですよね。そんな異例な事をやってみようと思っています。
■それでは最後に今回の「星屑のアルペジオ」は皆さんにとってどんな1枚になりましたか?
ZERO:「黎明」は、自分の殻を破れたとも思う曲でもあるし、CD全体通してマイフォが一皮むけた作品になったと思うので、先ほど話があったインディーズ盤ではどう攻撃的に行くのか、今回の作品を糧に次に繋がる1枚になったかと思います。
TSUKASA:今回のシングルのタイトルが星空とあるように、上に向かって突き抜けるイメージで、そのまま来年も突き進んで行きたいと思います。
kazuya:今回のシングルは40代最後の作品という事もあって非常に満足しています。音質、ミックス、アレンジ含めて100点を上げたいと思える曲が出せた事が嬉しいです。売れようが売れまいが満足出来ている事が幸せですね。
KEKE:今回のシングルはメジャー第2弾ではあるのですが、気持ち的には第一弾ぐらいの気持で、これをきっかけに会場のキャパ上げもそうですが、この作品を持ってまだ僕らを知らない皆さんを捕まえに行きたいと思っています。今回の12月のツアーで、大好きなチームと大好きなメンバー、そしてファンのみんなと共有出来ている事は、当たり前のことではなく幸せな事だと気づけたので、2025年も1年間みんなと力を合わせて頑張りたいと思っています。
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1月23日(木)18:00 XANVALA(70.&知哉)
1月24日(金)18:00 アニブイ
1月27日(月)18:00 THE MICRO HEAD 4N'S
1月28日(火)18:00 浅葱
Artist INFORMATION
THE MICRO HEAD 4N'Sメジャーレーベルリリース第2弾Single
「星屑のアルペジオ」NOW ON SALE
【収録曲目】<品番:QAFJ-10026 価格:¥1500(税込み)>
M-1 星屑のアルペジオ
M-2 DESIRE
M-3 黎明
M-4 星屑のアルペジオ Original Karaoke
M-5 DESIRE Original Karaoke
M-6 黎明 Original Karaoke
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