L→R Guitar : 美月 / Bass : 亜季 / Voice : 真緒 / Drums : 景 / Guitar : 剣
来年リリースするセルフカバーアルバム「THE REVIVAL OF SADNESS」や、再始動ライブ<THE REVIVAL OF SADNESS>の事を聞いてみた!
■Sadie 再始動後初のセルフカバーアルバム「THE REVIVAL OF SADNESS」が来年2月28日にリリースします。全曲フルリテイクのセルフカバーアルバムとの事で、こちらの構想は再始動が決定したタイミングから描いていた事でしたか?
真緒:はい、決めてました。始動にあたり過去の楽曲を再認識する中、今の5人で時を経て再構築した時どんなものが生まれるか楽しみでしたし、何より始動ライブまでに改めてファンの方々にSadieの楽曲を聴いてほしかったから。
剣:メンバー全員で何度もリモートでミーティングを重ねて正式に再結成をすると決定して動き出した頃には、構想はありました。
美月:迷彩をセルフカバーしてMVをつくるのは決まっていてその中で、初期音源の年数が18年前でその音質クオリティーの問題的にライブで演奏以外をシーケンスで流すのですがちょっと厳しい話をしていた時にせっかく取り直すならセルフカバーとしてリリースしようという流れで決まりました。
亜季:正確には覚えていないけれど、ほぼ同時期だったんじゃないかな。
景:再始動決定後のメンバーと話し合い決定しました。
■Sadieを象徴する楽曲でもある「迷彩」も収録されています。改めてレコーディングしてみてどうでしたか?
真緒:全てがブラッシュアップされつつ、洗礼と荒々しさが今の5人の音で生まれ変わりました。
剣:メンバーそれぞれがパワーアップしてるなーってのがすぐに分かりましたよね。原曲の良さを何一つ削ることなく、なんなら鋭さと衝動が増したように感じた。
美月:代表的な楽曲でたくさんのアーティストがカバーしてくれたセッションの定番曲で迷彩を知らない人はいないと言われる中で再録はプレッシャーありました。敢えて変えないことを最優先に磨けるところはさらに曲を強化したイメージでレコーディングしました。単純でこれだけかっこいい楽曲はすごいなと再確認しました。
亜季:体が覚えているって言うのかな。テンポ感だったり、フレーズがしっくりくるのを改めて感じた。
景:僕は特に懐かしく凄く新鮮な気持ちで取り組めました。
■1st Single「黒衣の下の欲望と、苦悩の果てに視た百景の百合達」から1st Full Album「MASTAR OF ROMANCE」までの音源の選りすぐりの代表曲12曲をメンバー自身でセレクトしたと聞いております。各メンバーさんオススメの曲、聴きどころなんかを教えてください。
真緒:初期Sadieを担った大事な楽曲達、選抜には苦労しましたがa holy terrorsは自分の中で歌詞を書く上でターニングポイントとなった曲なので同時を振り返りながら今の声で命を吹き込みました。
剣:おすすめと聞かれると、収録される曲全てであるし、聴きどころも全てになるのですが笑、曲自体は何年も前にリリースされたものなので、リスナーさんが思い入れのある楽曲とか、それこそSadieに最初に触れた時の楽曲とか人それぞれ違うでしょうし。ただまだSadieを一度も触れたことのない人には、全て聴いてほしいです笑。
美月:結成初期の音源からのセレクトというのもありおもいれが強いので全部ですかね、under the chaosは初めてメタルに挑戦したきっかけの曲でそこからSadieの代名詞のハモリリフができた曲を今弾いてみて更なるメタルに仕上がってるので今はそれがオススメですかね。
亜季:99%原曲のフレーズのまま弾いたから、プレイやサウンドの差を楽しんでもらえたら。残り1%も探してみて。
景:全曲。新たに熟成したSadieを感じていただいてライブも楽しんでいただけるかと思います。
■今回のアルバム、全曲フルリテイクとの事で、レコーディング秘話なんかもあれば教えて下さい。
真緒:レコーディング期間はメンバーとの電話が増えましたね。そこから余談をしたりと長電話になることも多々です。
剣:そうですね、メンバー間で膨大なデータのやり取りをしていて、どれがどのデータなのかわけわからんくなったりはしました笑 順を追って見れば分かるのだけど笑
美月:昔の音源故に音質の問題的に聴き取れない箇所があってそれをメンバーと解読するのが大変でした。自分たちの楽曲なのにコピーするようなキッズに戻った感覚。音楽理論的におかしいところは修正したりと成長を感じた瞬間でした。
亜季:メンバー、エンジニアの方とも会ってないから特にない。
景:仕事との両立の作業で日々寝不足で辛かったですが、完成されていく楽曲を聴くたびに吹っ飛んでいきました。
■限定盤には「迷彩」のMVも収録されているとの事で、MVの撮影秘話なんかもあれば教えて下さい。
真緒:立ち位置に着いた時、一気に当時の感覚に戻りましたよ。四方にメンバーがいて、温度が伝わってくる感覚で。皆んな同じ感覚になったんじゃないかなと思います。
剣:撮影日にアー写撮影も並行して行ったのですが、全員が横並びで写真を撮った一枚が、まさにSadieだったので、当たり前のことなんですけど、このメンバーの並びのバランス感はマジで半端ないなと感じました。MV撮影にしても、何度も今まで録ってきた思い出が鮮明に蘇りましたね。
美月:5人で並んで立つのがそれこそ活休ライブ以来だったのでそれは感慨深いものがありましたね、個人的にはシモテギターに帰るので懐かしさと今との違和感が新鮮でした。
亜季:原作のオマージュがコンセプト。うまくアップデート出来たと思う。
景:個人的には初めて現場までドラムセットを自分で運転して持って行ったw
(ずっと免許持ってなかったのでw)
■限定盤にはOFF SHOT & INTERVIEW映像も収録されるとの事で、内容はどんな内容になるのでしょうか?
真緒:MV撮影の模様や、新たにメンバー各自がインタビュー形式でファンの皆様へ語らせていただいてます。
剣:お楽しみにしていただければと思います!
美月:MVのオフショットとリリースに対してのインタビューが収録される予定ですのでメンバーの想いなど感じれるかなとおもいます。
亜季:観てのお楽しみとしか。
景:ひ・み・つ♡
■Sadieの掲げている「原点回帰」と「新生」、今回のアルバムはまさにその象徴だったと言えるのでは無いでしょうか?
真緒:そうですね、ただこれは始まりに過ぎないです。
剣:時代が大きく変化していく中、約8年間止まっていたことは事実で、やはり自分たちにとっても、待ってくれているファンにとっても、そしてこれから実は初めてSadie知っていきますって人にとっても、この作品は、とっても大切なものとなります。
美月:良さを残して強化するがしっかりと表現できたと思います。
亜季:メンバーがそうだと言っても、判断するのはリスナーの皆だから。
景:間違いない!
■2024年3月17日に東京・豊洲PIT、4月7日に大阪・なんば Hatchで再始動ライブ<THE REVIVAL OF SADNESS>が開催されます。どんな1日にしましょうか?意気込みも含めて教えて下さい。
真緒:時を経て再始動する、長年歳月がかかりましたが、活動休止時の停止ボタンを押した。止まった時間の中で各々がスキルアップや経験を積み、更なる強みを重ねて再生するのみです。
剣:いやぁ、これがねまた難しいところなんですよ。全然悪い意味じゃないんです笑 アルバムの作業しつつ、気持ちを高めていきながら、さらにライヴに向けてのリハーサルが行われていく中で、鮮明になっていくんじゃないかな。もちろん全力で楽しむとか、そう言ったことは決まりきってることなんですけど、想いをどう持っていくかって、常に考えてる。最終的に、余計なこと考えずに最高なライヴだけを考えて挑みそうです笑
美月:再始動の覚悟と、まってくれてありがとうと、またSadieができる幸せを噛み締めて表現できたらと思います。
亜季:また次のライブまで頑張ろうってお互い思える1日に。
景:自身にとってもファンのみんなにとっても、新しく知っていただいた方にも、再誕Sadieを思う存分感じていただけるライブにしたいです。
■そして来年の再始動ライブの後のSadieは何か企んでいる事などありますでしょうか?
真緒:まだ言えませんがちゃんと未来を作ってます。
剣:リモートでミーティングを重ねていく中で常に考えていますね。楽しみにして頂ければと思います!
美月:単発の復活ではないということは明言させていただきたいと思います。色々企んでますよ。
亜季:20周年に向けて色々と。
景:ニヤリ♪
■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。
真緒:3ヶ月連続読んでいただきありがとうございました。Sadieという5人の意思と音を観に来てください。
剣:2024年3月17日豊洲PIT 4月7日なんば Hatchで約8年半ぶりにライヴでの再会となります。本当に楽しみにしています。そして、そこからの活動も応援宜しくお願いします!
美月:3ヶ月間ありがとうございました。なんとなく知ってるって方も楽しませる自信はとてもあるので是非一度ライブへ遊びにいらして下さい。
亜季:読んでくれてありがとう。
景:是非、音源に触れていただきライブ会場へお持ちしております。
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12月25日(月)18:00 DEATHROLL / Ars Nøva / チンチン
12月26日(火)18:00 KISAKI
Artist INFORMATION
Sadie THE REVIVAL OF SADNESS
2024年3月17日(日) 豊洲 PIT
2024年4月7日(日) なんば Hatch
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