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L→R Ba.Tsunehito / Gt.HIDE-ZOU / Vo.ASAGI / Gt.Ruiza / Dr.HIROKI

■まずは実際、活動休止が決まってから、そこに向かって走り出しているDですが、気持ちの上で何か心境の変化などありますか？

ASAGI：発表前後の心境はファンのことを考えると例えようのない気持ちだったのですが、今は活動休止前最後のアルバムとツアーを成功させるべく、精一杯努めたいという気持ちが大きいです。また、Dを本当に長い間応援してくれた皆さんに深い感謝しかないです。

Ruiza：現在休止前最後のアルバム制作中ですが、そこに込める気持ちがすごくリアルというか。素晴らしいものが出来てきてとても嬉しい気持ちと寂しさも同時に生まれています。だからこそ最高のアルバムにしないとな、と日々奮闘しています。

HIDE-ZOU：一つの目標に向かって個人が～というよりはメンバーみんなで、という想いがより強まりました。まだ過去を振り返るのも早い気もしますが僕らの20年間を思うと本当にたくさんの時間をこのメンバー、そしてファンの方々と積み上げてきたのだなと改めて実感してます。

Tsunehito：休止までのライブの本数も限られていますし、ライブに向けての思いとか、今制作しているアルバムの曲達に込める気持ちだったりも含めて、応援してくれているファンに届けられるように、全て出し切れるようにっていう意識がさらに強まってます。

HIROKI：20周年という節目での活動休止の発表から、ライブに向けての心持ちやファンのみんなへの感謝の気持ちがより一層高まりましたね。現在アルバム制作中ですが、そういった心境の変化も良い意味で影響しているので完成を楽しみにしていて欲しいです。

■そして冬に活動休止前のLast Full Albumの発売を予定しているとお聞きしております。こちらはDが結成初期から描いてきたヴァンパイアストーリーの集大成的な物語と捉えて良かったでしょうか？

ASAGI：来年の春で実に21年描いてきたことになります。メンバーの面影を残したキャラクターを物語の中で活躍させるのはとても楽しかったです。ヴァンパイアストーリーの結末はもう何年も前からあったのですが、それを実際に描くのはいつかD止まってしまう時にしようと考えていました。実際その時が来て、エンディングの曲を作ったのですが、一筋の救いが欲しいと思いマルチエンンディングにしました。結末は皆さんが選んでください。

■アルバムメイン曲は、ヴァンパイアの王・ドライツェン、ヴァンパイアの王の息子・ジャスティス、のそれぞれの視点から描かれる2曲との事で、まずはドライツェンがメインとなる「血界 NEW WORLD ～Dreizehn ver.～」はどのような内容になりますでしょうか？

ASAGI：親子が共に過ごした時間は僅かで、ましてやドライツェンは狂王となり記憶を失ったままで、息子はそれを食い止めるべくして大罪を負う所でした。そこから今回は親子の絆を描いています。同じ曲なのですが、同じ時間軸の中で互いにどう心を重ねていくかを描いています。同曲異詞なのですが、それぞれのVer.で親子ボーカルになっています。演奏やアレンジもガラリと印象を変えたので、両曲を聴き比べてほしいですね。

■そしてジャスティスがメインの「血界 NEW WORLD ～Justice ver.～」はどんな内容になりますか？

ASAGI：ドライツェンVer.は重厚感があるクラシックアレンジなのですが、ジャスティスVer.はスタイリッシュなデジロックアレンジで、歌い方も全く違います。親子でもそれぞれの生き方や考え方、背負っている存在、また自分にしか分からない苦しみもあって、互いの全てを理解することは難しくても、それぞれの過去や想いを知ることで共感し合えるのだと思います。なので途中までの歌詞は対照的なのですが、サビは同じでひとつになっているんです。

■双方のMVも作成されるとの事で、MV撮影はいかがでしたか？また、撮影にあたって拘った部分を教えてください。

ASAGI：活動休止前最後のMVなので想い出に残る作品にしたいと思って挑みました。ドライツェンとジャスティスが苦しみから脱却するシーンは物理的に何度もやり直せないので気持ちが入りましたね。メンバーとのイメージシーンの撮影時は世界観抜きに熱いものが込み上げてきました。

Ruiza：すごく良い映像が撮れたと思います！演奏以外にイメージシーンも撮りましたが、皆すごく良かったです。皆の演奏シーンを見てすごく気合い感じましたし、どの瞬間もすごく熱が入ったので気合いを感じてもらいたいです。

HIDE-ZOU：今までも撮影における妥協は一切なかったのですが、ヴァンパイアストーリーを締め括る最後の作品として特に己らしく、意識して臨みました。イメージシーンはキャラクターの個性を醸し出せるように動作、仕草等も特に意識しました。

Tsunehito：1日に2パターンのMV撮影をしたんですが、曲とロケーションの合わさりも素晴らしくて演奏シーンやイメージシーン、全てに魅力が溢れてると思います。自分が担うキャラクターに入り込んで撮影していきましたし、Dのヴァンパイアストーリーの深みも感じてもらえるはずです。

HIROKI：両曲共に観応えがあると思いますし、演奏シーンはもちろん各メンバーのイメージシーンもあるので、ある意味集大成的な内容のMVになると思いますので期待していて下さい。

■活休前ラストツアー【 D 無期限活動休止前 Last Tour 2023～2024】では各メンバーの地元凱旋なども決まっているとの事で、各メンバーさんの地元でのライブの意気込みをお願いします。

ASAGI：活動休止前最後なので、やはりメンバーが生まれ育った地元に行きたいなという想いがありました。コロナ禍もあって秋田にはもう何年も帰ってなかったので、久しぶりに帰郷できるのが楽しみです。それぞれの地でDらしいライヴができるように頑張りたいと思います。

Ruiza：ありがたい事に大阪にはよく行けているのですが、久しぶりの神戸公演という事ですごく嬉しいですね。全員の地元に行けるって事がすごく嬉しいし、どのライブも忘れられないライブにするぞ！とめちゃくちゃ気合い入っています！

HIDE-ZOU：メンバー地元凱旋というのはまた特別感があって好きなのですが、今まで神奈川という括りで横浜でツネと一緒に凱旋といった打ち出し方をしていることが多かったのですが、今回は川崎ということでよりディープに想いも入ります。頑張ります！

Tsunehito：メンバーの地元凱旋ということで気合いバッチリです！メンバー出身地ならではの空気感みたいなものも共に感じてもらいたいので、是非集まってほしいですね。どのライブもですが、ステージから見える景色をしっかり目に焼き付けたいです。

HIROKI：各メンバーの地元でライブが出来るというのがとても感慨深いですし、自分の地元群馬でのライブはかなり久しぶりなので気合い入ってるというのと、今回の会場は初めての所なのでとても楽しみです！

■メンバーさんのBIRTHDAY LIVEも決まっていますね。DさんのBIRTHDAY LIVEはどんな特別なライブになりますか？

ASAGI：メンバーの誕生日ライヴは通常のライヴよりも暖かでアットホームな雰囲気なので、今回もそうやってお祝いできたらいいなと思っています。誕生日を迎えるメンバーがこの世に生まれてきたことを、みんなで喜び合いたいですね

Ruiza：2023年のバースデーライブがヴァンパイアコンセプトライブだったので、今回はどうなりますかね？？誕生日のメンバーの個性がすごく出るバースデーライブになるので、最後のバースデーライブはぜひお見逃しなく！！

HIDE-ZOU：いつもBIRTHDAY LIVEは和気藹々とした感じでハッピーな空間をみんなと共有できるので、11月は僕が主役としてもステージを熱く盛り上げていきます！（笑）

Tsunehito：メンバーの誕生日をライブでファンの皆とお祝いできるというのはそれだけでも特別ですが、その時々によってテーマに合わせて衣装や楽曲に変化もあるのでレアだと思いますね。なのでお見逃しなく！という感じです。

HIROKI：いつもとはまた違った空気感で笑顔が多いライブですし、本人の思い入れのある楽曲の披露などもあるので特別感のあるライブですね。自分も毎回楽しませてもらっているので、みんなでハッピーになれるのがいいですね！

■前回も少し触れましたが「D 20th Anniversary Year Grand Final」3月7日、3月8日の豊洲PITは率直にどんな2日間にしたいですか？

ASAGI：現状、Dの最後のライヴになるので、ずっと応援して来てくれたみんなにも、最近Dを知ってくれたみんなにも、以前応援してくれいたみんなにも、Dを愛してくれた全員に来てもらいたいです。最大級の感謝、そしてDという物語が閉じられる瞬間をしっかり目に焼き付けてください。

Ruiza：集大成ですね。両日とも最高出力でライブがしたい。最高だったって思えるライブにしたいし、します！その為にもツアー全箇所で最高のライブを皆で一緒に作り上げていきたいですね！

HIDE-ZOU：今思うことはとにかく、その日までみんなでしっかりと同じ方向を向いて精一杯やっていきます。豊洲PITの２日間もそうですがツアーを通して一本一本、一歩一歩いままで応援してくれたみなさんに感謝の気持ちをしっかり返せるような…そんなライブにしていきます。

Tsunehito：ツアーファイナルでありつつ休止前の最後の2日間なので、とにかく全て出し切れるように、集大成として届けられるように。Dの歴史を感じてもらえるような素晴らしいものにするので、応援してくれているファンの子達、最近Dを知ってくれた子やまだ見ていない子、とにかく集まってほしいですね。

HIROKI：集まってくれた人達の心に残るライブにするのはもちろんですが、ファイナルまでのライブも一打一打に魂を込めた演奏を届けたいと思っているので見逃さないようにしてもらいたいですね！

■それでは最後にVijuttoke読者に向けて一言お願いします。

ASAGI：Vijuttokeをご覧の皆さん、いつもDを応援して頂きありがとうございます。Dは2024年の春まで全力で駆け抜けます。同じ時代を生きてきた僕達の20年間の軌跡をどうか見届けてください。胸にDへの誇りの薔薇を飾り、全国各地、そして3/7.8の豊洲PITでお待ちしております。

Ruiza：これまでDを応援していただき、本当にありがとうございます！3月7日、8日に行われる豊洲PITのライブ、Dの姿をどうか目に焼き付けてください！お待ちしています！！

HIDE-ZOU：Vijuttoke読者のみなさん、いつもありがとうございます。きっと初めましての方々もいらっしゃると思うので、もし興味を抱いていただけたらこの機会に是非、20年という僕らの歴史、そして作品に少しでも触れてくれたら嬉しいです。

Tsunehito：いつも応援ありがとうございます！最高のフルアルバムとそれを披露していくツアー、とにかく色んな方に聴いてもらいたいしライブを見てほしいです。休止まであと数ヶ月ということで見逃さず、ぜひDを体感しに来てください！

HIROKI：Dという名前は聞いた事がある人もいると思いますが、こうしてインタビューを読んで興味を持たれたのなら是非ライブに足を運んでもらえたら嬉しいです！どうぞよろしくお願いします！

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