怪人二十面奏 HP

L→R マコト（唄） / KEN（ギター）

■昨年6月に会場限定singleをリリースして以来のリリースが3月1日にありました。今回はどんな２曲を収録したのでしょうか？

マコト：ちょうどイベントツアーもあるのでライブを意識したストレートでわかりやすい2曲です。

KEN：久々の作品ということもありましたし、まさしく怪人二十面奏というものでいきたくてこの２曲を制作しました。

■怪人二十面奏はヴォーカルとギターのお二人が正式メンバーなのですがベースやドラムのアレンジはどのようにやっているのでしょうか？

マコト：基本、KENさんと各パートにお任せしますが僕は全体的な雰囲気や構成に対してあれこれ注文をつけます。

KEN：デモを作った段階でベースやドラムも基本的には自分が作って覚えていって貰う感じです。あとは各パートならではの拘りを肉付けして貰ったりです。

■昨年は６周年のツアーも大成功に終わり、7年目の活動中、ないしは10周年にむけて今二人のヴィジョンはどのような部分に向かっているのでしょうか？

マコト：6年やっても自分のやりたいことはまだまだあって、それがあるうちはひたすら突き進もうと思っています！

KEN：いろんなことを詰め込んだ活動をして皆様に楽しんで貰いたいなと思っています。

■今作収録M-1「癈人録」は江戸川乱歩作の二癈人という作品をオマージュした歌詞の内容になっているのでしょうか？

マコト：モチーフはそうなのですが、書き始めたらどんどん別のものになっていきました。「廃人」というワードと、リリース直前のタイミングでちょうど東京と大阪で2本のワンマンがあったのでそのワンマンのタイトルは「二癈人」にしました。関連は少しあると思います。

■マコトさんからみた「癈人」ってどんな人だと思いますか？

マコト：自分だと思います。健全な廃人です。（笑）

■歌詞はどのように書いているのですか？

マコト：タイトルかテーマを先に決めてとりあえずひととおりバーっと書いて、その後修正と変更を繰り返します。

■「癈人録」の作曲のポイントなどKENさん教えてください。

KEN：いままでのシングルで一番といっていうくらい尖った攻めた感じを目指して作曲しました。

■KENさんは作曲するときにある程度イメージを固めて作曲するのでしょうか？それとも流れのままに作っていくのでしょうか？

KEN：イントロなんかのリフやリズムを先にイメージして作り始める事が多い気がします。あと曲によってはマコトさんから曲タイトルを先に貰ってイメージを膨らませて作り始めることもあります。

■M-2「しにいたるやまひ」についても教えてください。

KEN：元々の原曲はシャッフル跳ねた感じの曲ではなかったんですけど、最終的にこの音源の形に持っていった感じです。結果正解だったと思います。

マコト：癈人録同様、ブレス（息継ぎ）が少ないので大変ですがライブで盛り上がる曲だと思います。

■特別単独公演「廿念恩會」が3月20日(日)渋谷WWWにて開催されます。「廿念恩會」ってどういう意味なのでしょうか？

マコト：KENさんとやっていた前身バンドが十年前の3月20日に解散したのですがそのラストライブが「十年音階」というタイトルでした。バンド名にちなんで廿（にじゅう）を持ってきて、「二十年音階」だとそのままだなと思って表記を変えて「廿念恩會」にしました。

■KEN生誕特別公演「反革命容疑者K」が4月21日(木)渋谷近未来会館にて開催されますね。こちらも楽しみですがどんな1日になるのでしょうか？

KEN：生誕祭というわけでもありますけど、内容的にはそういう雰囲気でない、この日だけの内容の単独公演にしたいと思っていますので、こちらも見逃さないで欲しいですね。

マコト：ただのワンマンではなく「静」と「動」の二幕構成で、「生誕祭」とかいうと最近興味を持ってくれた方は参加しづらかったりもするかもですが、そんな方でも楽しんでいただける公演になってます。むしろ、このライブがウチのワンマン初参加でも問題なく楽しめます！

■BadeggBox Presents BATTLE FEVER TOUR2022が3月から始まっています。怪人二十面相にとってBadeggBoxや所属している他のバンドってどんな存在なのでしょうか？

KEN：凄くリラックスして接することの出来る存在です、でも勿論お互い負けないようにっていう気持ちはありますし、良い関係を築けていると思います。

マコト：長年、共にしてきた仲間で良い刺激を頂いてます。BATTLE FEVER TOURは出演者全組個性や音楽性もバラバラなのに、不思議と交わりがよくて、参加してくれた全ての人が笑顔になれるイベントです。

■ありがとうございます。最後にVijuttoke読者にメッセージをお願いいたします。

KEN：このシングルリリースから、夏へ秋へ勢い増していきたいと思いますので、是非是非、一緒に楽しんで貰えるとうれしいです！

マコト：昨年大規模なワンマンツアーがあったのですが、それ以降、自分の中で、名古屋への意識が大きく変わりました。なので今年はこれまで以上に積極的に名古屋に来たいと思います。ぜひ会いに来てください！よろしくお願いします！

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