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Ryuji & HAKUEIという超豪華ボーカリストによるユニット、The Brow Beat。そんな彼らがメジャーデビューシングル「ハレヴタイ」(7月7日発売)をリリースする。しかもこの楽曲は、人気アニメ『遊☆戯☆王SEVENS』のオープニング主題歌に決定しており、その周辺がこれまで以上に賑やかになってきた。

club Zy.ではさっそくRyuji & HAKUEIへの個別取材を敢行。「ハレヴタイ」の制作エピソードや作品に込めた思いなどを、あれこれ語ってもらった。まずはRyujiバージョンをお楽しみください！(インタビューは2回にわたって掲載します)。

Interview：海江敦士

――シングル「ハレヴタイ」でメジャーデビューを果たすことができたことについて、まずは率直な感想からきかせてください。

Ryuji：メジャーデビューとは言っても、正直これまでと気持ちはあまり変わってないかなと思います。というのも、インディーズで活動を始めた時から、ずっと自分がやりたいと思っていた音楽やお仕事をやらせてもらっていたので、音楽活動に対する不自由さっていうのがなかったんですよね。だから、メジャーデビューに対しても、あからさまに“嬉しい！”っていう感情はなかったんですよ。

ただ、やっぱりインディーズからメジャーに変わるタイミングで『遊☆戯☆王SEVENS』の主題歌のお話とか、カップリング曲にもタイアップをいただいたりして、The Brow Beatを知らなかった人に自分達の音楽を聴いてもらえる機会が増えるのはすごくありがたいなって思います。

――これまでもThe Brow Beatについては、HAKUEIさんがインタビューで熱い思いを語ってきてくれたんですが、去年からいろんな扉が開いて、ものすごくいい流れになっていったと言っていたんですよね。結果、今回のメジャーデビューにつながっていったということなので、何だかワクワクします。

Ryuji：The Brow Beat自体、最近ではなかなかないジャンルの音楽をやらせてもらっているので、これをキッカケに今のロックシーンにも新しい風が吹けばいいなと思ってます。

――さて「ハレヴタイ」が主題歌であるアニメ『遊☆戯☆王SEVENS』ですが、多くの世代から支持される人気作品ですよね。Ryujiさんとしては、どんな思いがありましたか？

Ryuji：『遊☆戯☆王』のシリーズは子供の頃から知ってましたし、ゲームもやってました。最近でも役者仲間のあいだで、『遊☆戯☆王』のスマホアプリをやっていたので、かなりタイムリーなタイアップをいただいたと思います。

――引き寄せましたね！　しかも、「ハレヴタイ」の持つスピード感とキャッチーさは『遊☆戯☆王SEVENS』の世界観にピッタリだと思います。曲はHAKUEIさんの作曲になりますが、意見を出し合ったりはしたんでしょうか？

Ryuji：いや、「ハレヴタイ」に関しては、HAKUEIさんがすごくやりたいことだったらしく、アニメのために曲を書き下ろすっていうのに強い思いがあったみたいなんですね。　

　PENICILLINの「ロマンス」もアニメのタイアップで世の中に知られるキッカケになりましたし、そういう意味でもこだわった部分があったと思います。だから俺は仕上がりをワクワクしながら待つという感じでした。

――なるほど。確かにHAKUEIさんのこだわりが伝わるような楽曲に仕上がっていると思います。

Ryuji：そのために5作品くらい作って作り直して、今回の作品が完成したんですよ。そういう意味でもすごく苦労されたと思います。

――そうでしたか。でも、苦労された分、ジャケットにはおふたりがアニメ風にキャラクター化された仕様もあるし、そこは非常にうらやましいです！

Ryuji：そうですね(笑)。しっかり職権が利用できたかなっていう感じです(笑)。

――歌詞に関してはHAKUEIさんとの共作ですね。

Ryuji：「ハレヴタイ」では最初、自分が歌詞を書いて、それをHAKUEIさんにアレンジしていただくっていう方法でした。というのも、見た目だとHAKUEIさんの方が暗い歌詞で、俺の方が明るい歌詞を書く……とイメージする人も多いと思うんですよ。でも、どちらかというと、自分の方が結構暗い歌詞を書くことが多くて、HAKUEIさんの方が明るい歌詞を書かれたりするんですね。

　だから、自分では明るく書いたつもりでも、歪んだワードが入るというか。つい、ひとクセふたクセある、難しいワードを入れてしまうんですよね。そこをHAKUEIさんに、キャッチーで真っ直ぐな歌詞に直してもらう感じで仕上げました。

――そうだったんですか！　ということは、おふたりのバランスは、かなり絶妙なんですね。

Ryuji：共作はやっぱり面白いです。ふたり分の頭脳で歌詞を書いていくと、倍以上のワードセンスが入りますからね。それに、サビに入ると、いきなり別人が書いたようにテイストがガラッと変わったりして。それも、歌詞の書き手がふたりいるからこそ、できるワザなんじゃないかと思います。

――曲調もあると思いますけど、すごく言葉がポンポン出てくるので、これは作詞のテンポも速かったんじゃないですか？

Ryuji：そうですね。自分の場合は、長くても2日から3日くらいで1曲書き終わるので……。

――スムーズですね。とはいえ、RyujiさんもHAKUEIさんも、かなりお忙しいので、正直制作は時間との戦いになったのでは……というイメージがありますが。

Ryuji：今回はそんなに“時間がないな”とは思わなかったんですよ。ノビノビできた気がします。どちらかというと、アルバムを作る時の方が、毎日毎日歌詞を1曲ずつ上げていかなきゃいけないので、追い込まれる気はしますね。

【第一回目はこちら】https://ch.nicovideo.jp/club-Zy/blomaga/ar2032624

　　　The Brow Beat INFORMATION　　　

2021年7月7日(水) The Brow Beatのオンラインファンミーティング決定!!

[タイトル]
The Brow Beatのオンラインファンミーティングの「満点の星空の下のソーシャルのディスタンスの」のエピソード1

〜メジャーデビューした七夕の夜のW彦星の君の、、、〜

[公演日]
2021年7月7日(水)
開場 19:30
開演 20:30

[前売料金(税込)]
一般 ¥4,777
ファンクラブ会員限定 ¥3,777

[販売期間]
2021年6月27日(日)12:00〜2021年7月8日(木)21:00

[販売URL]
http://thebrowbeat-live.com/

[主催/制作]
Siren Enterprise Inc.
[企画]
H3
[協力]
劇団ひまわり

[問い合わせ]
LIXVE カスタマーセンター
support@lixve.co.jp