L→R ギター:美月 / ボーカル:真緒
止まっていた時間もいつかは必ず動き出す。
このご時世だからこそ誰もが経験するようなリアリティを
詰め込んだ5枚目のE.P「ICY」3月24日リリース!
■The THIRTEENとしては1年以上ぶりに音源のリリースとなりますが、改めてこの1年はお二人にとってどんな1年になりましたか?
真緒:この一年ライブも延期やキャンセルもあったので苦しかったです。自分たちながらに考え、現場でライブができない代わりにファンの方々にむけて出来ることをしました。
美月::当たり前が奪われた一年でした。そして改めて音楽の大切さと無力さどちらも感じることができた貴重な日々とも感じてます。
■LIVEが制限される中での活動の中で新しい事にも挑戦されましたか?
真緒:配信ライブはもちろんながらツイキャスに挑戦しました。
美月:ありきたりですが配信というものにも固定概念を迷いながらも打破して挑戦したかなと、あとはアンプラグドで作詞作曲歌唱と挑戦したのは特別でした。
■こんなご時世だからこそお互いの存在の大切さもまた改めて再認識するような時間だったのではないでしょうか?
真緒:そうですね、自分自身の役割や責任感はより付いたかと思います。自己プロデュースも兼ねてこの期間に改めて気付いた事、これからの在り方みたいなものも見えた気がします。
美月:確かにそうですね、改めて一人では無力なんだと多方面から感じられた時間でした。
■3月24日に新譜「ICY」がリリースになります。まずこのタイトルに込められたメッセージとは?
真緒:直訳すると氷や冷たさなのですが、静止をイメージし、この時世を重ねてICYにしましたが、本質はこの先の『動き出す』『溶ける』『再会』『春』という思いを込めてタイトルを決めました。
■リード曲「ever gray」はどんな楽曲になっているのでしょうか?
真緒:ソリッドなミディアムバラードです。雪や冷たさをイメージしたサウンドにどこか雪解けや温かさを求める祈りや願いを歌詞やメロディーに反映させました。
美月:コロナ禍で思ったことを込めてます。離れた時間奪われたものの儚さとか哀しさと希望も込めた構成となってます。これも絶対に変わりない日常では生まれなかったひとつのきっかけの曲です。
■MV撮影時のエピソードなどあれば教えてください。
真緒:自然光が美しく映える神秘的な自然でできた洞窟でした。そこに辿り着くまで山林の泥濘などがあるので足場の確保や往来が大変でした。
美月:日の差す洞窟のようなロケーションだったのですが現場までいくのが大変だったこと。控室が公民館で石油ストーブを囲んでるギャップがおもしろかった。
■このご時世だからこそ誰もが経験するようなリアリティが詰め込まれている6曲という事ですが6曲それぞれの歌詞について伺いたいです。
真緒:ever gray…冷たさ、苦悩中に求める温もりや愛、しかしながら人生の中ではいつも定まらないという想いがテーマです。
HUSKY…人当たりとは裏腹な知的、計算高い女性の深層の性をテーマにしました。
LADYBUG…黄色から赤に変わり飛び立つ天道虫の変貌や行動から、女性に例えイメージしました。
lullaby…弱さやどうにもできない、どうしたらいいかもわからない、抜け出せない、そんな葛藤を慰める唄を子守唄として書きました。
Ice melt…恋愛における苦悩からの別れの決断をテーマににしました。
Reset…人生のリセット。ただリセットする前に胸に手を当てて気付くものを今一度考えてほしい想いを込めて書きました。
■今作の音作りやアレンジなど今までの作品と比べてThe THIRTEENとしての進化や変化はどのように提示されているのでしょうか?
真緒:サウンド面やボーカルアプローチをヘヴィーにとらわれずソリッドでシャープなサウンドに重点を置き、従来の楽曲と馴染むラインを心がけました。
美月:まずギターが違います、専門的になりますがハムバッカーピックアップからシングルピックアップでのフレージング。自分のルーツでもあるメタルラウドサウンドアプローチを封印して新たな自分を表現しました。
■さて始動5周年のライブが横浜ブロンデにて開催されますが5年は2人にとっては長かったですか?短かったですか?
真緒:早いですね。2人が持ち寄る音楽アイデアを繋ぎ合わせて今があります。常に2人で1本のレールを敷いて動いているのであっという間です。
美月:早かったです。自立という意味でセルフプロデュースの楽しさ大変さ責任など全てを感じた5年でした。
■そして4月2日より「ICY」を引っ提げてのショートツアーが始まります!どんなツア−になるのでしょうか?
真緒:コロナ禍の中生み出した作品もあり、このツアーを見据えた事もあり、心の解放感は半端ないと思います。現場でライブが出来る体感が楽しみです。
美月:まだ先の見えない状況の中、当たり前を大切に再確認できるようなそして改めてみんなとともに歩むことの大切さと必要を伝えられたらと。
■ありがとうございました。最後にVijuttoke読者にメッセージをお願いいたします。
真緒:コロナ禍も少し和らいで、現場でライブのツアーが楽しみです。自粛期間の中色々な思いの中作りあげたICY、是非とも耳と目と体で感じてください。
美月:ひとりでもまた誰かの大切になれることを願ってます。是非ICY聴いてみてください。
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≪21年03月のLINE UP≫
3月18日(木)KISAKI
3月19日(金)BabyKingdom / 零[Hz]
3月22日(月)The THIRTEEN / EYENêS
3月23日(火)XANVALA / NICOLAS
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The THIRTEEN 5th E.P「ICY」2021年03月24日リリース!!
初回限定盤 (CD+DVD)
CD「ever gray」含む全 6 曲
+「ever gray」Music Video
GR13-0033 ¥3,000-(tax out)
収録曲:ever gray / HUSKY / LADYBUG / lullaby / Ice melt / Reset
発売元:GREEDY RECORDS
販売元:ダイキサウンド株式会社
通常盤 (CD)
CD「ever gray」含む全 6 曲
GR13-0034 ¥2,300-(tax out)
収録曲:ever gray / HUSKY / LADYBUG / lullaby / Ice melt / Reset
発売元:GREEDY RECORDS
販売元:ダイキサウンド株式会社
The THIRTEEN tour2021「ICY COLD PRAY」
04月02日(金) 名古屋ell.FITS ALL
04月17日(土) OSAKA RUIDO
04月24日(土) 横浜BAYSIS
05月03日(月・祝) 高田馬場CLUB PHASE
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星七&bo_ya(the Raid.) 動画(3):「「自分史上最高の[ごちそう]」」を星七さん教えて下さい。#日刊ブロマガ!club Zy.チャンネル
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Vijuttoke21年3月号「EYENêS」インタビュー
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