コロナ禍の影響などでしばらくお休みとなっていた宏崇(R指定)の対談シリーズが、めでたく再開を果たした。第5回となる今回は、ダウトの直人がゲスト。あまり接点のない2人のようにも感じるが、実は長いつき合いだという。彼らの少し変わった関係性やコロナ禍の中で感じたことなどを、4回に渡ってお送りしよう。
Interview:村上孝之
まずは、お二人はどんなふうに知り合ったのかを話していただけますか。
宏嵩:直人も俺も福岡出身で、年も同じなんですよ。最初に会ったのは10代のときでしたね。俺が福岡でライヴをしたときに、対バンのドラムが直人だったんです。2人とも今やっているバンドとは違うバンドですけど。直人の第一印象は、とにかく群を抜いてドラムが上手かった。こんなに上手いのに、俺と同い年なんや…という。当時の俺はドラムを始めてちょっと経ったくらいだったこともあって、同い年でこんなに上手いんやと衝撃を受けた。それで、興味が湧いて声をかけたんです。
――同年齢で上手い人を見るとライバル心やジェラシーを感じて敵視してしまうこともありますが、宏嵩さんは違ったんですね。
宏嵩:それは、なかったです。俺は、そんなにドラムは好きじゃないので(笑)。
直人:ええっ?(笑) そんなこと言って、大丈夫?
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