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【第36回】政治家に訊く:三宅雪子

2010/08/02 17:11 投稿

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───────【基本情報】───────

名前:三宅雪子(みやけ・ゆきこ)
政党:民主党
選挙区:北関東ブロック
生年月日:1965年3月5日
血液型:B型
座右の銘:雨天の友、失意泰然(しついたいぜん)
趣味:海外テレビドラマ(クライム・サスペンス)
好きな食べ物:焼き肉、ラーメン
好きな政治家:山井和則厚労大臣政務官、野党時代の古川元久内閣官房副長官
お気に入りの店:すずらん、高島屋、東京駅大丸(でしか買い物できません)
HP:http://www.miyake-yukiko.com/

───────【質問事項】───────

─政治家になろうと思ったきっかけは?

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 私の弟が知的障害を持っておりました。幸いなことに、弟は家族とともに生活し、就労可能な環境にありましたが、中にはご両親をなくしている障害者の方もいます。

 今後の日本を考えた時に、高齢の方や障害を持った方がどう生きていけるかが不安になりました。助け合いがなく、殺伐とした日本が今後どうなるのだろうかという不安感です。当時の状況をどうにか変えられないかと思った時に政治家になる話をもらい、立候補を決意しました。

─政治家になる前の職業は?

 テレビ局で21年間勤めておりました。楽しい職場で、何の不満もなく生活しておりました。

 報道局に配属されていたのは日本経済が一番動いた時期でした。円高が進み1ドル79円にまでなった頃です。私が所属していた経済部では政局に動きがあると、国会取材の手伝いをします。小沢一郎番をしたのはその時です。

─取材をする側から取材される側になり、難しさを感じることはありますか?

 話した内容が伝わりづらいことは承知していたのですが、記事の見出しが取材の中身とは違うと困りますね。

─小沢一郎氏に関する発言がたびたび取り上げられていますね

 小沢前幹事長にお声をかけていただいて立候補したので、恩を感じ、尊敬もしています。20年ほど前からの知り合いなのでインタビューでもざっくばらんに発言しています。

 つい先日小沢氏に関する週刊誌のインタビューに答えました。「"いつかは"総理になっていただきたい」と発言したのですが、掲載され記事から"いつかは"が抜けていました。

 私は総理がコロコロ変わることは外交上良くないと思っております。「国家の危機」となったときに、最後の切り札として小沢氏が登場する場面が出てくるかもしれないと思います。それが9月の代表選かどうかはわかりません。

 小沢氏はご自身の政治家としての幕引きをどうされるかは本人が考えていることでしょう。総理なのか、歴史に名を残す「裏方」なのかはご本人だけが知るところです。

─各メディアの小沢氏に対する批判は根強いように感じますが、小沢氏は何が問題だと思いますか?

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 私のような1年生が大きいことは言えません。ただ、誤解されたときに誤解を解くことは大事なことだと思います。小沢氏が誤解されると、党も誤解されてしまうので、誤解を解く努力はしてもらいたいなと思います。

─当選からまもなく1年が経とうとしています。昨年と何も変化がないという意見があります

 新しい法案が成立しても施行されるまでに最低でも2年ほどかかってしまいます。施行されて生活に影響が出て初めて実感へとつながるので、法案成立から施行の期間を短縮できるようになればと思います。

─任期は4年です。残りの3年間は何に重点を置いていきたいですか?

 3年間で取り組みたいことは、社会保障の中でもとりわけ福祉分野の活動です。群馬県内の福祉施設や団体をすべてまわることを目標に、現場の意見を聞いていきたいです。

 現在関わっている自立支援法の改正法案や、障害者の虐待防止法案は継続して取り組んでまいります。

───────【こだわり】───────

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 お気に入りの飲食店を尋ねたところ、意外にも庶民的なエピソードを話してくれました。地元群馬の自宅のそばに、行きつけのお気に入りの店があるそうです。

「家庭料理が800円ぐらいで食べられる庶民的な店で、会合がない日はほとんどそこに通ってます。どうしても外食が多くなり栄養バランスが崩れてしまいますので、助かってます」

2010年7月29日、衆議院第一議員会館:《THE JOURNAL》編集部取材&撮影

投稿者: 《THE JOURNAL》編集部 日時: 2010年8月 2日

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