悔悛苦行兄弟団 のコメント

君らもうちょっと前向きに捉えられないかね
大衆音楽全盛期ってのはテレビラジオからの一方向通信で情報を得てたから、やっぱり音楽ってのはそれらから発信されたものが流行っちゃうし、だからこそその「広めるパワー」で大衆ムーブメントが盛り上がる手助けをしたんだろ。
その時代にあって「今の音楽はダメだ、もっといい物を発信しろ」って意見するのは分かるよ。
でも今は違うやん、聞きたい物があれば探せる。いろんな人が自分の演奏を発信してる。だからこそ様々な方向性に大衆の興味が分化して行ってるんだよ。これは俺的に凄くいい時代だと思ってるんだけど。君たちはニコ動だろうとyoutubeだろうと検索すれば(音質は様々だが)あらゆる指揮者のあらゆる演奏を瞬時に聞けて、チャーリーパーカーのセッション音源から名も無きおっちゃんのソロギターまで世界中の発信に触れるチャンスがあるんだよ。更に良いと思った人は日本での公演があればネット予約から簡単にチケット取れる。どんだけ幸せな状況にイルカ認識すべき。
じゃあ音楽が安売りされたら、音楽家はどこから収入得ればいいの?って疑問はあるだろうが、本来音楽ってのは「良い」と思ったものに対して対価を払うって意識が前提なんだ。だから情報を制限して「金を出さないと聴かせません」てスタイルは完全にナンセンス。多くの人に聞いてもらって「いいと思ったらお慈悲をお願いします」ってのが音楽で金を取るってことだろ。そう言う意味で本来は世界に自分の音を発信できるってのはすごいチャンスに溢れてる(競争はかなり厳しいけど、それっていいことだろ?)
日本の音楽シーンの問題を語る上で、やはり文脈は「音楽そのものの善し悪し」におくべきではなく、簡単な話
・利権団体や著作権の管理などで既得権益化している
・余りにも売り方がえげつない(これはどっちかといえば一物一価に反するのではないか?と個人的におもってる)等の法的あるいは構造的問題だよ

No.72 131ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

THE JOURNAL

THE JOURNAL

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細