TEA-茶 のコメント

この国の国会議員はいつまで自分たちが選挙で選ばれるまでを民主主義と勘違いするのでしょうという思いがあります。最初は自分たちに都合のいいようにわざと行っているという認識の上で国会運営を行っていたのでしょうが、世代交代するうちに今や国会議員ですら選挙で選ばれていることこそが民主主義的であると完全に思い込んでいるような節がありますね。選挙が終わってからが民主主義的かどうかの本番だというのに。この国の基礎教育では殆ど選挙=民主主義としか学ばないのですが、実際に国会議員、そうでなくても都道府県議や市町村長でもそうなんですが、候補者側なのにその程度の認識では選ぶ側としてもどうしていいのか非常に困ってしまいます。国民どころか実務を行う官僚とすら対峙するどころの話ではないというのがなんとも。
日本のマスコミにしても自分達の会社の権利を脅かされることについてのみ、社会の大問題として取り上げるために、政治を批判する視点を完全に見失っていると感じます。便宜を図ってもらえればそれほど問題はなく、むしろ優遇されなくなることを恐れてなのか、持ち上げるか問題点をずらすかのどちらかしかありません。選挙後、国会が民主主義的な運営がなされているのかを報道してくれなければ、選挙時の材料は自分の身の回りの知識や状況で判断するしかなくなってしまうというのに。それこそが選挙ですら民主主義の理想からは大きく乖離してしまう原因だというのに。こちらについてはわかっていてわざと踊らされているのか、何もわからず踊っているだけなのか判断できませんが、少なくともマスコミが組織として社会の公器であるかは疑問符しか付きません。
私は政治に関しては素人ですし、選挙権についても持ってまだ年月が浅いこともあって殆ど推測でしか測れませんが、それでももやもやした部分があって、それが腑に落ちるお話でした。

No.2 130ヶ月前

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