今のアベノミクス批判を見てると、アメリカが量的緩和始めたときにアメリカ国内で同じようなこと言ってたやつらと重なるんだよなぁ。
あのときもＮＹダウはすぐ上昇せず、ほれ見たことか！と得意げに非難してた連中がいたけど、
その後、時間を置いて、ダウは史上最高値を目指して回復基調に入り、失業率もまだ金融危機前の水準には至っていないが、最悪期は脱した。
もし、非難した連中に屈して量的緩和を止めていたら、アメリカだけでなく、世界中の経済がもっと大変なことになってたと思いますがね。

もうアベノミクス終了！とか言ってる人は、
たった半年で自分の生活が劇的に良くなるとでも思ってたんですかね？
15年続いたデフレがそんな簡単に脱却できると？
というか、経済指標は少しずつ改善の目が見えてきてますけど。
自分や自分の半径１メートルぐらいだけを見て、全体全てが悪いと思わないほうがいい。
自分含めて誰の得にもなりませんから。

しかも、アベノミクスは、まだ第1の矢が4月に始動したばかり。
第2の矢にいたっては、やっと最近予算が成立したばかりでしょ。
この段階でどんな影響を期待してたの？

てか、「アベノミクス」とかまるで何か異型な経済政策のように語られてますが、普通のデフレ対策ですけどね。

第3の矢には微妙なものもありますがね。だからって、アベノミクスは終了！ってのは極論だと思いますよ。
で、安倍、自民はやっぱダメだ！と言うのなら、次は誰にどうしてほしいんですか？