1960年の1,454万人をピークに農業人口はダウン。2012年はその7分の1の251万人となりました。農家の平均年齢も現在、約65.8歳と高齢化をむかえています。しかし、農業に魅力を感じ、農業で生計を立てていこうとする若者が増えてきています。「若者はなぜ農山村に向かうのか」その理由とはいったい?
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【結城登美雄の食の歳時記#16】農業に参入する若者たち(農山村と若者編・その1)
私たちの食べ物を生産してくれる農業者は、高齢化や病気で残念なことに、毎年10万人に近い数の人が辞めていっています。今の日本の農業の就業人口は約251万人(2012年、農林水産省の農業労働力に関する統計)。東北はそのうち約44万人(2012年、農林水産省の農業構造動態調査)が農業に従事していますけれども、そのうち65歳以上が32万人いて、3人のうち2人、すなわち73%は60歳以上です。日本の人口は約1億2700万人もいて、それを251万、お年寄りの農業者が支えているのが現実です。だんだん減っていてこの先誰が日本人の食べ物を支えるんだろうかと心配になってきます。(※無料ここまで285文字/1,197文字)
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