よしよし動画芸人列伝 ～マリリンジョイ編～

本日３本目のジャイアントカプリコを食べながら書いてます。

どうも、スタッフHこと原田と申します。

普段は「劇団アニメ座」をはじめ吉本関係のライブや、

配信の技術周りなど担当しています。

よしよし動画のプロデューサーに何か書け、

タダ飯食わせてんじゃねーぞと言われ、書く事になりました。

それじゃあという事で、

よしよし動画に関わる芸人さんの裏話なんかを、

書ける範囲でつらつらと書いていこうと思っております。

という事で、

まず１人目にご紹介したいのは、

「よしもとの猛牛」「１０００万芸人パワー」こと『マリリンジョイ』さん。

キン肉マンに出てくる悪魔超人「バッファローマン」のモノマネや、

とんでもない持ち込み企画で、よしよし動画に出演されています。

よしよし動画でご覧になった事がない方でも、

『あらびき団』で段ボールにハリケーンミキサーをかましていた、

プロレスラー体型の芸人と言えばおわかりになるでしょうか。

この方を一言で表すなら「痛覚が無い」です。

体も心もとにかく丈夫で、

３０分でも１時間でも、舞台狭しと（ときに舞台の外まで）、

大声で叫びながら暴れ回る体の強さ。

そして、どんな空気になってもネタをやりきる心の強さ。

この２つを持ち合わせています。

これだけなら芸人として素晴らしい資質なんですが、

さらに言うと「他の人も痛覚が無い」と思っている節があります。

例えば。

去年の１０月頃、

『R藤本の水曜はじけてまざれ乙』という番組で、

なにか体育の日にちなんだ企画をやろうという事になりました。

知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、

R藤本さんは戦闘民族の王子・ベジータ芸人にも関わらず、かなりの運動音痴。

R藤本さんが運動会みたいに走ったり投げたりするの姿は、

面白くなるんじゃないかなー、という気軽なノリの企画です。

が、一応、逆にきびきびと動ける人が横にいた方が、

運動音痴が目立ってわかりやすいんじゃないかと、

体力自慢のマリリンジョイさんにオファーを出しました。

僕「マリリンさん、何かマリリンさん考案の

　　障害物競走みたいなのお願いできないですか？

　　それでRさんと対決するという感じで。

マ「・・・なるほど。原田さん、それは物だけですか？」

僕「というと？」

マ「障害”人”競走でもいいですか？」

本番当日、マリリンジョイさんは、

ひょろひょろ体型の５０代～６０代男性３人を連れ、

意気揚々と現場に現れました。

企画は、このひょろひょろ男性達をブリーフ一丁にし、

・マットも敷かずにバランスボールの上に立たせて転ばせる

・とにかく踏みつける

・焼く

芸人としてはマリリンジョイさんよりも後輩ですが、

人生の先輩達に対して、あまりに苛烈な企画です。

本当にちょっと泣いてる人もいました。

結果、番組は出血シーンあり、本気涙あり、ポロリあり。

最後はもう、これを考えたマリリンジョイも焼いてやろう！と、

一同で押さえつけ、どてっ腹に着火。

うわー！と一応のリアクションを見せたものの、

２秒後にはケロリと自分のライブ告知をされていました。

この人、まだまだドギツイやつを持ってきてくれると思います。

今回は１発目ということで、

エピソードの中からわりとライトなやつをご紹介しました。

マリリンジョイさんに怒られるまで、

徐々にハードなやつを紹介していきたいと思います。

ジャイアントカプリコも食べ終わりました。

これからもよしよし動画の記事を宜しくお願い致します。

スタッフH