不本意な形ではあるが、
天皇陛下のご譲位は
実現に向けて動いている。
ここまでの一連の議論で驚かされたのは、
天皇は「祈りだけをしていればいい」
「存在するだけでいい」と言って、
譲位に反対する者たちがいたことだ。
そういう者たちは、
皇室の祭祀とはどういうものかを
全く知らずに言っている。
祈るだけなら簡単にできる、
存在するだけの者にでもできる
と思い込んでいるのだ。
あまりにも無礼な無知である。
肉体的にも、精神的にも
極めてご負担が大きいのが
皇室の祭祀であり、
ご公務が十分できないような
状態でも、祭祀だけなら
できるというものではない!
神聖な祭祀を厳粛に行う為にも、
譲位は必要と陛下は
お考えになったのである。
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