メキシコ側から米カリフォルニア州へと国境フェンスを超える形での密輸が後を絶たない。
多くは深夜の監視が手薄になる頃を見計らってマフィアたちが手動で取引を行うが、発見されるリスクも高いという。

ところが近年になり検挙率は下がるものの密輸量が増えるという事態になり、新たな密輸方法の検挙が急がれていた。

そして今回、アメリカ・メキシコ両国の警察が合同で捜査し、メキシコマフィアの秘密兵器を押収したと言うのだが…。



8414e41776c45cd170677b15c42fc2a31166e819
なんと押収されたのは「大砲」。

この大砲、通常はプラスチックパイプにしか見えないが、使用時には数分で組立が完了し、15キロ程度のマリファナ入りシリンダーを150メートル以上先に飛ばすことが可能という。
動力には車のエンジンを利用した圧縮空気が用いられている。

今回の大砲押収に関して逮捕者や押収マリファナは残念ながら出されていないため、捜査情報が漏れていた可能性もある。