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台風一過のあと、さわやかな秋風が…と思っていると妙に目鼻がかゆい。そんな経験をしている人はいませんか。実は秋は、アレルギーの多い季節なんです。秋になるとかゆくなる2大原因は「秋の花粉」と「ダニの死骸」と言われています。早速チェックしてみましょう!

 

■秋の花粉症とは
 

秋の花粉症とは、秋に花を咲かせるイネ科やキク科の植物の花粉によるアレルギー症状です。有名なものに以下のものがあります。

 

ブタクサ

ヨモギ

カナムグラ

カモガヤ

 

春の花粉症がスギやヒノキといった樹木の花粉であるのとは違い、秋の花粉は身近な草木の花粉が原因です。夏の疲れが出る時期と重なるため、風邪と間違いやすいのも厄介なところです。

 

風邪との見分け方は以下のとおりです。

 

・サラサラした鼻水がでる

・目がかゆい

・晴れた日に症状がひどい

・かゆみや鼻水などの症状が1ヶ月以上つづく

 

当てはまる症状が多いようなら、秋の花粉症かもしれません。耳鼻咽喉科やアレルギー外来にかかってみましょう。

 

■秋にダニの死骸が増える理由
 

アレルギーの原因となることで有名なダニ。ふとんや畳、衣服、ホコリの中などに生息しています。アレルギー性のぜんそくやアトピー性皮膚炎の原因になりやすいので、イヤだという人も多いですね。

 

ダニが厄介なのは、生きている間だけでなく、糞や死骸もアレルギーの原因になるということ。ダニは梅雨時から夏に繁殖のピークを迎えたあと、乾燥がすすむ秋から冬に死滅していきます。夏の間に発生したダニの死骸をしっかり駆除しておかないと、秋の間中、アレルギー症状で苦しむことにもなりかねません。

 

ダニは乾燥が苦手なので、『布団を干す』『洗濯のあとはよく乾燥させる』『ホコリを舞い上がらせない』『マメに掃除機をかける』『マスクをする』などの対策が有効です。

 

秋は過ごしやすい季節、というイメージが強いですが、花粉やダニに注意が必要な季節でもあります。楽しい秋を過ごすためにも、「ちょっとかゆいな~」と思ったら、秋のアレルギー対策をしておくといいですね。

 

photo credit: Gilles San Martin(http://www.flickr.com/photos/sanmartin/5247996458/)via photopin cc

※この記事はガジェ通ウェブライターの「相澤マイコ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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