10月3日から一般公開がスタートし、6日まで千葉・幕張メッセで開催中の家電・ITの国内最大の見本市『CEATEC JAPAN 2012』。昨年はUltrabookが注目を集めましたが、今年の目玉は10月26日に発売されるWindows 8対応製品です。メーカー各社がWindows 8対応ノートパソコン(PC)を出展しているので、一足先に会場でチェックしてみましょう。
記事には多数の写真を掲載しています。すべての写真が表示されない場合はガジェット通信をご覧ください。
10月26日のWindows 8発売に合わせて製品を投入するのがパナソニックとソニー。ほかに東芝、富士通が参考出展として対応製品を展示しています。NECは出展はなかったものの、年末商戦に向けて発表を予定しているとのこと。
Windows 8からタッチ操作に対応したタイル状のユーザーインタフェース“Windows 8 Modern UI design”が採用されることから、ノートPCからタブレット形態に“変形”するなど、従来のノートPCとは異なる自由な発想で端末が設計されているのが面白いところ。各社の製品を見ていきましょう。
パナソニックは、『Let's note』ブランドのUltrabook『AX2』を出展。11.6型のタッチパネルディスプレーを搭載し、タブレット形態でも利用できるノートPCです。10月26日に発売を予定しています。
ディスプレーは後ろに倒すように回転させるとタブレット形態に変形。キーボードを下にして机などに置くことになりますが、キーボードやパッドの入力を停止するホールドボタンが設けられています。タブレット形態では、ホームボタンに相当するWindowsボタンを下にして操作する利用を想定しています。
ソニーは、11.6型のディスプレーをスライドさせてキーボード入力モードからタブレットモードに変形できる『VAIO Duo 11』を出展。こちらも10月26日に発売を予定しています。こちらはノートPCというより、キーボードとディスプレー一体型のデスクトップPCのようなイメージ。
専用のタッチペンが参考出展され、手書き日本語入力ソフト『mazec-T for Windows』による手書き入力も体験できます。ほかにも20型の大画面タッチパネルを搭載した『Vaio Tap 20』などWindows 8対応製品を出展。
東芝は『dynabook』ブランドで12.5型のUltrabookを参考出展。こちらはノートPC形態、180までディスプレーを倒したフラットな形態、さらにキーボードをスライドさせて収納したタブレット形態の3形態で利用できるのが特徴です。
ディスプレーを背面から見ると、ディスプレーのスライド機構があるなど、従来のノートPCとは発想が異なるデザインが斬新に感じられますね。
富士通はUltrabookタイプとDVDドライブ内蔵の薄型ノートタイプ、キーボードの脱着が可能なタブレットタイプの3種類の製品を参考出展。このうちどれが製品化されるかは明らかにしませんでしたが、10月中にはWindows 8対応製品を発表する予定とのこと。
WIndows 8が発売されるのは10月26日ですが、日本では年末商戦に合わせて各社からWindows 8対応製品がそろっていくことになりそうです。いち早く体験してみたいという人は会場に足を運んで上記ブースをチェックしてみましょう。
■関連記事
iOS 6でもGoogleマップとストリートビューを使いたい人に裏技登場 これでアップル製マップとおさらば?
「寝ても疲れが取れない」睡眠難民が増加中 “深睡眠”を得るためのコツとは?
フジテレビ『とくダネ!』で厚生省指定の難病を「お腹が痛くて」と表現し安倍総裁批判