9月23日、ユナイテッド・シネマ豊洲にて『ガールズ&パンツァー先行上映イベント』が行われた。『ガールズ&パンツァー』は、今秋から放送される完全オリジナルアニメ。制作には『おおきく振りかぶって』『侵略!イカ娘』『じょしらく』などの監督を務めた水島努監督をはじめ、『けいおん!』の脚本家である吉田玲子氏や、キャラクター原案には『ストライクウィッチーズ』の島田フミカネ氏が参加するなど豪華スタッフによるアニメに期待が高まっている。
・あらすじ
戦車を使った武道「戦車道」が華道や茶道と並んで大和撫子のたしなみとされている世界。県立大洗女子学園に転校生・西住みほがやってきた。 戦車道が嫌いで、戦車道のない大洗女子を選んだみほ。ところが転校そうそう生徒会長に呼び出され、必修選択科目で戦車道を選択し、戦車道全国大会に 出場するよう強要される。しかも、集まったメンバーは個性派ばかり。 華道家元の娘の五十鈴華、恋に恋する武部沙織、戦車マニアの秋山優花里、朝に弱い優等生の冷泉麻子――。 友達とのフツーの女子高生活を夢見るみほの、ささやかな願いは叶うのか―?!強力スタッフのタッグで送る、ハートフル・タンク・ストーリー!
大和撫子のたしなみ“戦車道”とはいったい何なのだろうか。というわけで今回は、気になる新作アニメ『ガールズ&パンツァー』を一足お先に視聴した感想と、メインキャラクター5人を演じる声優さんたちのトークイベントの模様をお伝えするぞ!
●酔うほどの臨場感! 第1話の感想は?
―第1話の感想はいかがでしたか。
尾崎真実(五十鈴華役)「やっとできあがったな、という感慨深い感じです」。
中上育実(秋山優花里役)「戦車に乗っている感覚が味わえるほどの臨場感で“酔う……”と思いました」。
渕上舞(西住みほ役)「事前に見せていただいたんですけど、本当に感慨深くて。1話なので特に泣き所があるというわけでもないのにボロボロ泣いてしまいました。主人公はよくないです(笑)」。
茅野愛衣(武部沙織役)「アフレコのときは戦車が動いてどんな音が鳴るのか想像できなかったんですけど、私も酔いそうになるぐらいの揺れ感がありました」。
井口裕香(冷泉麻子役)「個性的なキャラも多いので魅力的だと思いました。でも、たくさんキャラがいる中でまこちゃんはあんまりしゃべらないんですよね(笑)」。
●茶道教室に戦車本!? 役作りに本気です!
―キャラクターを演じるにあたって苦労したこと参考にしたことや、自分との共通点をお願いします。
井口「無口で天才肌で、朝が弱いことだけが弱点みたいな子です。みんなが戦車とか恋愛とか、いろんなものに一生懸命がんばっているなかであんまり声もはらないキャラなので、パワー負けしないようにというのを気をつけています。共通点は朝が弱いところです(笑)」。
茅野「恋に恋する乙女なので、私は見てて心配になってしまって。高校生の頃って女子は妄想で話しをしたりするんですけど、高校生の頃をなんとなく思い出しながらやらせていただいています。すごい元気で可愛い子なので、いると明るくなるムードメーカー的なところはいっぱい出せていけたらいいな、と思ってます」。
渕上「すごく可愛らしい、ちょっと引っ込み思案な、なかなか前にいけない女の子です。共通点として私も自分から友だちを作っていけないような(「ほんとにー?」とツッコミ)実は内心強がっているだけなんです。一話を収録した時に育実さんと真実さんがご飯に誘ってくれたのがすごくうれしくて。細かいキャラ設定を読み込んでいくと、だんだん親近感が湧いてきちゃって、自分と重ねてきちゃうんです。今後も、もっともっと彼女自身の成長を見届けるとともに、私自身も成長していけたらいいなと思いながら演じさせていただいております」。
中上「優花里は戦車オタクということで、この作品に関わるまでは戦車なんて戦車の“せ”の字もなかったので、本当にすごく心配でした。第1話の収録の時も戦車の名前がこれが戦車の名前なのかどうかすらわからなくて、インターネットで調べました(笑)。するとなんと水島監督が初心者向けの戦車の本をくださいました!。優花里は戦車、戦車、で周りが見えなくなってしまっていると思いきや周りがよく見えていて友達思いの部分もあるので、私も周りをちゃんと見ていけたらなあと思います」。
尾崎「(華は華道の家元という設定であるなか)最初は大和撫子がなんたるか全然わかっていなくて、一話を録っているとき本当に苦しみました。1話の収録が終わってから、今日自分がどんな芝居をしたのかわかっていなくて、これはまずいと思い、日本の女性の和の心を学ぶために茶道の教室に3か月ぐらい通いました。でも、もっとしっかりした人だと思っていたんですけど、結構言葉のチョイスがおかしかったり(やってみたい職業が万引きGメン)とか、マイペースな人なんですよね。学生の頃から落ちつているねというのは言われていたのでそこは似てるところかなと思います」。
●男子禁制の女子高のようなアフレコ現場
ほぼ100%に近い女子率アフレコ現場では、数少ない男性声優のみならず男性スタッフの方も一呼吸おいて現場入りするそうだ。人数の多さゆえにイス取りゲームのような状態になっているようで、毎回座れるかどうかが不安という声もあった。しかし、チームごとに集まってわいわいしていたり、女子率の高さからかお菓子の差し入れが多かったりと楽しげなアフレコ現場の様子がうかがえた。
また、エンディングテーマの収録について尾崎さん、渕上さん、中上さんは今回が初めてのキャラクターソングだったようで、「言われるがまま、はい! はい! で終わった(尾崎)」「キャラを立てるためにぶりっぶりで歌った(渕上)」「とりあえず歌ったら、それで! と言われた(中上)」など初めての収録に対して、声優さんたちにはそれぞれの物語がありそうだ。
●ミリオタも必見! 本格的なミリタリー描写も!
戦車の音を実際に収録しに行くなど戦車周辺のクオリティにはかなり力を入れている模様。1話を観た感じだが、「酔いそう」という中上さん、茅野さんの感想に思わず同意してしまうほど戦車走行のシーンは臨場感があった。できれば大きめのモニターで観ることをオススメする。予告映像でも戦車はかなり描き込まれている感じが見受けられたので、ミリタリー好きにもたまらない描写が今後多数登場してきそうだ。
ガールズ&パンツァー公式サイト
放送日時
★TOKYO MX 10月8日より、 毎週月曜25:00〜
★テレビ大阪 10月10日より、毎週水曜26:35〜
★テレビ愛知 10月10日より、毎週水曜26:35〜
★BS11 10月13日より、毎週土曜23:00〜
★AT-X 10月17日より、毎週水曜21:00〜
また、本イベントの模様は9月30日(日)23:00から、バンダイチャンネルで放送されるので気になった方は要チェックだ!
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