運転席に2台のCCDカメラを搭載し、前方にある物体との距離や移動速度を認識して自動車を制御する、スバルの安全技術『アイサイト』。障害物の直前でピタっと止まるCMを見たことがある人も多いのでは? その『アイサイト』の技術を応用したミニカーを製作し、『アイサイト』のコンセプトを紹介する動画が『YouTube』で70万回以上再生されて「これはすごい」と話題になっています。
動画に登場するミニカーは、前方に搭載する赤外線センサにより障害物を検知できる“ぶつからない!? ミニカー”。障害物の前で止まったり、前の車に車間距離を保ってついていくという『アイサイト』の機能を再現しています。今回紹介する動画では、これに音楽プレーヤーの機能を持たせ、走行中のときにだけ音楽が再生される仕掛けになっています。
1台のミニカーが地下駐車場らしきスペースを走行。前方に置かれた箱を検知してピタっと止まります。
すると別のミニカーが走ってきて、最初の車の側面を検知してストップします。
ミニカーはどんどん増えていき、止まっているミニカーを検知して次々に止まっていきます。それぞれのミニカーは走行中に音を鳴らしているのですが、演奏の特定のパートを鳴らしているようです。
地下駐車場にはいつの間にかものすごい数のミニカーが停車してしまいました。するとロボットアームが現れ、最初のミニカーをストップさせた箱をそっと持ち上げて取り除きます。
最初のミニカーが障害物がなくなったことを検知して走り出すと、ほかの止まっていたミニカーも一斉に走行を再開。にぎやかに演奏を開始します。
交差しながら走るミニカーは、ぶつかりそうになると止まり、目の前からほかのミニカーがいなくなると走行を再開。大量のミニカーが交錯しながらまったくぶつからずに走行していく様は圧巻です。全体が走り出すと、演奏されているのはベートーヴェンの『トルコ行進曲』だったことが分かります。これはスゴイ……。
動画は昨年の12月25日に公開され、既に74万回以上の再生を記録しています。コメント欄では「これはすごい」「いいセンスだ」「スバルしい!」と大絶賛。自動車の安全技術を正面からアピールするのではなく、別の方向でスゴいことをやって表現するというアイデアが評価されているようです。
minicar music player.(YouTube)
http://youtu.be/Q-ShJQThQxw
ちなみにこの“ぶつからない!? ミニカー”、音楽プレーヤー機能はないですが「止まる」「ついていく」という機能を持った実物が手に入るそうです。スバルのお店でアイサイト搭載車に試乗してアンケートに回答、査定してもらうともらえるとのこと。動画で興味を持った人はスバル販売店を訪れてみては。
EyeSight ぶつからない!?ミニカープレゼントキャンペーン
http://www.subaru.jp/campaign/topics/eyesight_minicar_campaign/
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