「イクメン」と言われて思うのは「育児をするメンズ」、いわゆる“育児に協力的なお父さん”のこと。ユーキャン新語・流行語大賞でも2010年にランクインしているので耳慣れている方も多いでしょう。
ただし今回の「イクメン」、表記は麺で育む(はぐくむ)と書いて『育麺』らしいです。「育麺(イクメン)」とは、「身近な即席麺を通じて、子育てを楽しみたいお父さん」のこと。
そんな父と子がチームを組んで考えた“即席麺を使ったオリジナルメニュー”のコンテストが全国規模で行われているんですが、1次予選を通過した、全国5ブロック合計30組のメニューがいずれも異彩を放っています。
全日本育麺(イクメン)メニューコンテスト (投票ページ)
最初、「即席めんを使ったメニュー?」とタカをくくって応募作品を眺めてみたのですが、間違ってました。かなり唸らされるものから、「マジかよ…」というメニューまで様々。
まだ投票中なので詳細は控えますが、全国のメニューから勝ち抜いたものだけあって、創意工夫が光るものばかり。
冷製メニューや丼物(?!)、パスタや鍋、スタンダードなラーメンからワンステージ上に仕立てた“本格派”が多数の印象です。
しかし他にもサラダ風味、オリエンタル風に仕立てたもの、また、定番和食の酒の肴と併せて“まさかのおつまみ”に変えてしまったり……と本当に多彩。
人気揚げ物の具材にしてしまったもの、天心風に仕上げたものも複数見られました。ごはんのおかずのアレや、まさかのデザート風なんかも登場。どれもこれも考えつかないです……。
見ていて気付いたのは、いずれのメニューにも共通している「遊び心」。発想が父ちゃんなのか子供なのかはわからないけど、自由すぎるだろ! 正直、スゴいわ。
全国からのメニューの募集は1/7で締切、現在コンテストは現在2次予選の選考中です。
ちなみにこのコンテストのメニューの幅が広いのは、レギュレーションの“ゆるさ”ゆえかもしれません。
基本ルールは次の通り。
・即席麺は「名称(もしくは品名)」で、「即席**めん」と記載されているもの例:即席めん、即席カップめん、即席袋めん、生タイプ即席めん、など
・麺の種類(ラーメン、うどん、焼きそばなど)、包装の種類(カップめん、袋めん)、メーカーは問わない
・即席麺を使用したメニューであれば自由
2013年1月16日から始まった「2次予選WEB投票」は2013年2月10日まで行われます。
そのあと、「決勝大会」が『横浜カップヌードルミュージアム』にて行われるのが3月24日(日)の予定。決勝大会ではJTB旅行券が最大30万円が贈呈されます。
賞品もさることながら、上位入賞で得られるのは父子で考えたメニューに対する“名誉と称賛”であるのは明白ですね。
これらの奇抜なメニューの投票の行方、見守ってみたいところです。
●関連リンク
全日本育麺メニューコンテストhttp://nissin-ikumen.jp/
※画像は『全日本育麺メニューコンテスト』ページより引用
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