8月27日、厚生労働省が国内で戦後初めてテング熱に感染した症例を確認したと発表して3週間あまり。厚生労働省の9月18日の発表では、計133人が感染したとのこと。最初「テング熱」でググって「次の検索結果を表示しています: デング熱」と出たのは内緒である。
まあそれはそうと、筆者の知人も感染してしまい、つい先日退院してきたとのことで話を聞いてきた。
都内ではなく神奈川県在住の方なのだが、代々木公園をよく訪れていたという。最初、39度から40度くらいの熱が3日間くらい続いたが、重い風邪だと考えて自宅で安静にしていた。しかしその後発疹が出たので病院に行ったところ、デング熱だと診断されたという。
某大学病院に入院し、一人部屋で隔離されたような状態に。本人はお腹を下し、脱水症状のような状態が続いたという。
デング熱には、タレントの紗綾さんも感染し話題になった。退院後「手足が倍に腫れて真っ赤になった」とコメントしていたが、知人は手足ではなく耳が霜焼けのように腫れたとのこと。人によって腫れるところは異なるそうだ。
結局、3週間入院し治療費と入院費を合わせて3割負担で25万円かかったとのこと。今後、高額療養費の払い戻しの申請や、医療保険についての手続きを保険会社と相談するそうである。
現在、都内あちこちの公園での感染が疑われているデング熱。媒介能力のあるヒトスジシマカは10月下旬頃まで活動するとのことなので、まだまだご注意のほどを。
※画像は9月中旬に新宿中央公園入り口にて撮影したもの
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