「ホラー映画のベスト3をあげるなら?」というシンプルながらも悩んでしまう質問を、映画関係者・著名人の皆さんにうかがっていく『ホラー通信』特別企画です。
■漫画家・相原コージ編
・『ゾンビ』(1978) 監督:ジョージ・A・ロメロ
・『エクソシスト』(1973) 監督:ウィリアム・フリードキン
・『悪魔のいけにえ』(1974) 監督:トビー・フーパー
<相原先生によるコメント>
3つあげるとすると、凄い王道ですけれどこの3作ですね。どれも当時に観てショックを受けたものです。子供のころや若いころに観たものって怖いですよね。なにが本当でなにがフィクションかよく分かっていないし。一番最初に観たのは『吸血鬼ドラキュラ』だったんですけど、“吸血鬼”が本当にいると信じてしまってました。
今はフィクションだと分かって観ちゃうので、昔のような新鮮な怖がり方ができないのが残念でもありますね。
<相原コージ先生プロフィール>『かってにシロクマ』『コージ苑』『サルでも描けるまんが教室(サルまん)』などを代表作に持つギャグ漫画家。現在、別冊漫画ゴラクにて独自のゾンビ哲学によって描かれたゾンビパニック漫画『Z~ゼット~』を連載。単行本1巻・2巻が発売中(以降続刊)。
『Z~ゼット~』を鶴田法男監督・川本まゆ主演により実写映画化した『Z~ゼット~果てなき希望』が2014年7月に公開。現在、劇場版から省かれたエピソードも収録した完全版のDVDボックスが発売中。
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