2014年9月8日、産経新聞から総合オピニオンサイト『iRONNA』(いろんな)が発表された。同時に、日本マイクロソフトと共同で展開していた『msn産経ニュース』が終了することも判明した(現在は産経ニュースβ版として運営中)。
今までは雑誌やオフライン上でしか読むことができなかった記事や論文が、『iRONNA』には多数掲載されていくという。さらに、ここだけにしか載らない独自の記事やコンテンツもあるとのこと。
発表されたコメントには、「オンライン、オフラインの世界に散らばるさまざまな意見、解説などをまとめ、ユーザーに寄稿や議論の場を提供」、「政治・経済・国際情勢から生活、スポーツ、文化に至るまで、多角的な視野から日本・日本人にとって関心が高い問題に関する複数の分析、解説、意見を提供」と書かれている。
有識者の声だけでなく、著名ブロガーや読者(ユーザー)からによる寄稿も掲載し、あらゆる視点と考えから記事やコンテンツを掲載していくようだ。
興味深いのは、ユーザーに寄稿や議論の場を提供するとしている点だ。つまり、従来の『2ちゃんねる』『ツイッター』『フェイスブック』等で行われてきた議論が、今回の新たなサイトで過密に行われることを意味する。
影響力のある著名な人たちが持論を書いたとしても、あらゆる人たちが議題に対して議論を重ねていくサイトになるのであれば、それは世論が反映される場となりえる。今後どのようなサイトになるのか楽しみだ。
Via: 『iRONNA』(いろんな)http://ironna.jp/
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