『グラディエーター』でアカデミー賞作品賞に輝き、その後も『ハンニバル』『ブラックホーク・ダウン』『プロメテウス』『悪の法則』など、話題作を次々と世に送り続けている巨匠リドリー・スコット監督。その最新作であり、早くも今年度のアカデミー賞有力候補との呼び声が高い超大作『エクソダス:神と王』が、2015年1月に公開となります。本日、初の映像解禁となる特報が公開されました。
映画「エクソダス:神と王」特報(YouTube)
http://youtu.be/cqjveNpyUtE
舞台は紀元前1300年、栄華を誇った最強の王国エジプト。その王家で養子として育てられたモーゼは、数奇な運命に操られ、兄弟同然に育てられたエジプト王のラムセスに反旗を翻します。そして、たった1人で40万人のヘブライの民を救うため、“約束の地”を求める長い旅を始めるのです。『プロメテウス』で科学的根拠を元に“人類の起源”に迫ったスコット監督が、最新作では、旧約聖書の『出エジプト記』で語られるあまりにも有名な“モーゼの奇跡”の数々を、最新のVFXと3D技術を駆使し、リアリティあふれる壮大なスケールで描きます。
スコット監督が「予告編で見られる映像は氷山の一角にしか過ぎないという」と語る映像では、広大な砂漠を舞台にした強大なエジプト軍との熾烈(しれつ)なバトルアクション、エジプト全土を襲う巨大規模の災い、紅海の海割れなどが、わずか1分半のなかで迫力いっぱいに描かれます。
ポスタービジュアルで対峙(たいじ)する英雄モーゼと狂気の王ラムセス。モーゼには、『ザ・ファイター』でアカデミー助演男優賞に輝き、『ダークナイト』シリーズなどでもおなじみの実力派俳優、クリスチャン・ベール。ラムセスには『ゼロ・ダーク・サーティ』『華麗なるギャッビー』で注目のジョエル・エドガートンがそれぞれキャスティングされています。さらに脇を固めるのは、ベン・キングズレー、アーロン・ポール、シガーニー・ウィーバー、ジョン・タトゥーロなどの豪華俳優陣。
スコット監督が、「ストーリーや登場人物の目線から作品と向き合いながら、モーゼという歴史上の人物にデリケートかつ深く踏み込みつつ、(自身の監督作として)過去最大の予算を投じた」と語る本作。旧約聖書の『出エジプト記』に基づく映画作品と言えば、過去にはセシル・B・デミル監督、チャールトン・ヘストン主演の名作『十戒』があまりにも有名です。映画ファンでなくとも、海が両側に割れ、その中を進むモーゼの姿が描かれたクライマックスシーンを観たことがある人は多いでしょう。本日解禁となった特報映像から、今回の『エクソダス:神と王』では、その歴史に残る名シーンを超えるような展開を期待せざるを得ません。
『エクソダス:神と王』公式サイト:
http://www.foxmovies-jp.com/exodus/[リンク]
(c) 2014 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
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