『アベンジャーズ』『アイアンマン』のマーベル・スタジオが贈る待望の最新作にして、宇宙のはみだし者たちが、銀河存亡をかけた戦いに挑むアクション・アドベンチャー超大作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が、9月13日(土)より日本公開となります。
描かれるのは、神秘のパワーストーンを巡る宇宙存亡を懸けた戦いに巻き込まれた、不運なトレジャー・ハンター“ピーター・クイル”と、美しくて危険な暗殺者“ガモーラ”や復讐心に燃える破壊王“ドラックス”など、宇宙最凶の仲間達との冒険。ポスターや予告編が公開されると、キュートなルックスが魅力のアライグマの“ロケット”に「かわいい~!」「ペットにしたい!」などと癒される人が続出。さらに、その見た目とは裏腹に非常に口が悪く、ライフルをぶっ放しながら小さな体で大暴れをする姿に、ギャップ萌えした人も多く、映画公開前から注目のキャラクターとなっています。
しかし、その中でも筆者は、ロケットの“相棒”兼“観葉植物”であり、いろんな意味で天然キャラの心優しい樹木型ヒューマノイド“グルート”に大注目しています! 彼は、普段は穏やかな性格ながら、怒った時には自在に広がり敵を襲う枝を武器に、驚異のパワーを発揮します。そして何といっても、不器用なところがロケット以上にキュートなんです! どのくらい不器用かというと、なんと話せる言葉が「私はグルート」の1種類のみ。不器用の次元を超えているというツッコミはスルーさせていただくとして、その言葉にはさまざまな感情が込められており、通訳も務める長年の相棒ロケットにはしっかりと言葉の意味が伝わっています。アライグマと植物のバディ感が楽しめる映画ってほかにあるんですかっ!?
そんな筆者のグルート好きが高じて、16日(土)より放映予定のグルートにフィーチャーしたTVスポット映像をガジェット通信ではいち早く入手。映像では、「地球にはさまざまな植物が存在する。しかし……、宇宙には、こんな不思議な木が……」というナレーションとともに、驚くグルート、暴れるグルート、叫ぶグルート、優しいグルート、笑顔のグルートと、グルート厨(筆者)大歓喜の映像を堪能できます。グルート、とっても可愛いよ!
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』TVスポット(グルート編)(YouTube)
http://youtu.be/pK9zAuvmOc0
グルートの声を担当したヴィン・ディーゼルは、グルートに魅力を感じた理由を、1種類のセリフしか発しない点だと話し、「キャラクターの1つのセリフだけで映画全体のテーマや意味、メッセージを強調してみせるというやり方に、僕は感心させられたんだ」と説明しています。また、「私はグルート」という唯一のセリフについて、「1000回以上は言ったね。グルートというキャラクターはこのセリフを繰り返し口にするだけなのに、その一言に表現したい言葉や想いを持っているんだ。録音スタジオに入った時に、50ページくらいの台本が用意されていたんだ。左側には“私はグルート”とだけ書いてあり、右側にはどういった想いで言っているかという説明文が記載されている。スタジオで一週間過ごしたけど、限られたセリフのなかで、声やそのニュアンスだけで、隠された想いや感情を表現することは新たなチャレンジだったね」と、そのやりがいや苦労を振り返りました。ちなみに、日本語吹き替え版では、グルートの声を遠藤憲一さんが担当。こちらもどんなグルートを演じるか楽しみですね。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、8月1日から全米4080館で公開され、公開3日間で興収9430万ドルを叩き出して、現在も大ヒット公開中。2007年の『ボーン・アルティメイタム』が記録した6930万ドルを大きく上回る8月公開作品のオープニング興収新記録を樹立しています。日本での公開が待ち遠しいですが、グルートの映像に癒されながらおとなしく1か月後の公開を待ちたいと思います。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』公式サイト:
marvel-japan.jp/GOG/
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