先日ガジェット通信でも取り上げた「書くだけで涙が流れる」とうたったノート『Onion Note』。発表したアメリカのベンチャー企業Magnus Ferreus(マグナス・フェレウス)のCEO・Tomas.Parker(トーマス・パーカー)氏が「表面に玉ねぎの成分が塗られていて、印象的にメモをとることができる」と主張する動画が話題になりました。
マジなのかジョークなのか…… 「書くだけで涙が流れる」ノートブックのティザーサイトがなんかクサい – ガジェット通信
http://getnews.jp/archives/608362
物理的に涙を流させるというのはどうなのか、と思わざるを得ない『Onion Note』ですが、このほど新たな動画を公開されています。
みなさまへ 重大なお知らせ - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=7IqwmStEuWU
前回同様、パーカー氏が登壇する映像の冒頭、「実はこれ、まだプロトタイプだったんだ……」と告白。デザイン、それともオニオン成分とやらに何らかの問題があったのかと思いきや、「ある日、家電量販店でヒントを得たんだ」と話し出します。「なーにパクリじゃないさ、インスピレーションだよ」と軽い調子で続けますが、雲行きがアヤシすぎる……。
「ついに、今日完成した」というノートを開き、ドヤ顔で『Onion Note Surface Pro 3 Edition』というパーカー氏。いやいや、どこからどう見ても、マイクロソフトが新しく発売した『Surface』にノートの表紙を着けただけじゃん!!
タッチペンを取り出し「本当に書きやすい。感動の書き心地だ! 涙がこぼれそうさ。まるでオニオンを切った時みたいにね」といい、カタカナで「オニオン」と書いてみせるパーカー氏。こちらがア然とするのをよそに、重さを「オニオン約4個分」、9mmという薄さを「オニオンの皮のよう」と表現しつつ、キックスタンドを装備していることにも感嘆しつつ『Surface Pro 3』を操作。
挙句には「もはや、この感動は、オニオンでつくったものを超えている!」と、アイデンティティ全否定の発言も飛び出し、号泣しはじめてしまいます。
『Onion Note』のウェブサイトも、この動画の公開に合わせて更新。「書くたびに涙がこぼれる感動ノート」という特徴は「涙がこぼれるほど高いパフォーマンスを発揮する感動タブレット」に、「オニオンノートだけの軽快な書き心地をあなたに」という特徴は「Suerface Pro 3だけの自然な書き心地をあなたに」と、すべてシレっと『Surface Pro 3』の特徴に置き換えられています。
『Onion Note』の是非はともかく、第4世代のIntel Coreプロセッサを使用して『Microsoft Office』などのプログラムを快適に操作可能、12インチ・重量800グラム以下というサイズの『Surface Pro 3』は確かに魅力的。感動できるかどうかは人それぞれとしか言いようがありませんが、仕事でもプライベートでも威力を発揮するのは間違いないところなのではないでしょうか。
ONION NOTE
http://onionnote.com/
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