育児を積極的に行う男性を表す「イクメン」という言葉はここ数年で一般的になり、父親たちの育児参加が注目されています。アニメ専門チャンネル「アニマックス」が、25歳から55歳までの3歳以上~小学生以下の子供のいる男女600人を対象に、「父と子のアニメ観賞に関する調査」を実施。アニマックスは、父親が気軽に参加できる育児として「アニメ観賞」を実践している男性に注目しました。
●現役パパの8割が子どもと一緒にアニメを観ている!
アンケートをとったところ、父親全体の84%が父子でのアニメ観賞を実践。頻度は、「週2-3回」が最多(29%)で、全体の65%が「週に1回以上」子供と一緒にアニメを観賞しています。中でも、自身を「イクメン」だと認識している父親の約9割が「よく一緒に観る」「たまに一緒に観る」と回答。“イクメンだと思う”度合いが強いほど「よく一緒に観る」の割合が高い傾向が見られました。
また、父子での1回あたりのアニメ観賞時間は「30分以上」が55%という結果で、比較的じっくり鑑賞していることが明らかに。過半数がお子さんと一緒にゆっくりアニメを楽しんでいるようです。
●「父と子のアニメ観賞」がコミュニケーション活性化の切り札になる!?
「父親が子供と一緒にアニメを観ることは、コミュニケーションの機会として大切だと思いますか?」また、「父親が子供と一緒にアニメを観ることで、父と子のコミュニケーションは活発になると思いますか?」という質問では、全体の4人に3人が、「父と子のアニメ鑑賞はコミュニケーションの機会として大切」 「父と子のアニメ鑑賞でコミュニケーションが活発になる」と回答しています。
ここでも「イクメン度」に着目すると、両方の質問とも、イクメンだと自己認識している層の方が、イクメンだと認識していない層に比べて、子どもと一緒にアニメ鑑賞することを重要に捉えているよう。
「イクメン」と自己認識している父親では、80%以上が「アニメ観賞が子供とのコミュニケーションを活発にする」と考え、現役パパは子供とのコミュニケーションにアニメ観賞を楽しく活用していることがうかがえました。
そして、父子でのアニメ観賞をしていない家庭では、「父と子の関係が良好」という答えが68%だったのに対し、アニメ観賞をしている家庭では90%以上が「父と子の関係が良好」であると答えているというのも気になる結果。
イクメンパパは、子どもとコミュニケーションを取る手段の一つとして、アニメも楽しく一緒に観ているようです。確かに子どもと大人の共通の話題はなかなかありませんが、普段一緒にアニメを観れば、共通の話題が増えますよね。
父と子でアニメを観る微笑ましい姿。何気ない“アニメ観賞”が家庭内のコミュニケーション活性化に一役買っているかもかもしれませんよ!
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