日本でも計り売りのナッツ専門店が次々登場し、アーモンドが健康食品として注目されています。グラノーラやアサイーボウルに続く朝食メニューとして、ドライフルーツやアーモンドを混ぜたミューズリーが話題ですが、一日に適正な摂取量は25gで約23粒分。それだけの量を食べるのは大変……という人も多いのではないでしょうか。しかも、細胞壁が非常に硬いのでしっかりかみ砕かないと充分に栄養を取ることができないというのもネックの一つです。
そんな中、新しい取り入れ方として“飲むアーモンド”が世界的に広がっています。特にアメリカでは、もともと一部の健康志向の強い層から支持が高かったものが、2013年には『SPINS Nielsen』調べでナッツベース飲料が前年比51%増の4億9700万ドルとなり、豆乳飲料を上回る結果に。アーモンドがブルーベリーやオリーブオイルなどと同様に、健康的な自然食品であるという認知が高まっていることに加えて、牛乳が苦手という人も摂取できる飲み物としても定着しつつあります。
悪玉コレステロールを制御する働きのあるオレイン酸が脂質の約70%を占めるアーモンドは、ビタミンEや食物繊維も他の食品との比較で成分量が多く、老化物質の抑制や、抗酸化力による新陳代謝の促進とメラニン色素沈着の防止、それに脂肪燃焼効果などが見込めます。アンチエイジングや美容が気になる人や、ダイエット中という人でも手軽に摂ることが出来るというところもポイントです。
日本においても、グリコがそのままズバリ『アーモンド効果』と名づけた飲料を2014年4月より全国展開。200ml一本でアーモンド23粒相当のビタミンEと食物繊維が入っており、1本80kcal・コレステロールゼロで身体にやさしい飲み物になっています。皮むきしたアーモンドをクラッシュして直火で焙煎した風味にこだわったというあたり、『アーモンドチョコレート』などを発売しているグリコらしい商品といえるでしょう。
朝の忙しい時間に飲む、というシーンはもちろん、休日のゆったりとした時間にはシリアルにかけて食べる、というのもよさそう。アメリカ同様、日本でも“飲むアーモンド”が定着するには、牛乳・豆乳のような使用レシピが広がることもカギになってくるのではないでしょうか。
アーモンド効果 (グリコ)
http://net.glico.jp/almond_kouka/
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