昨日ガジェット通信で報じた偽Flash Player事件。この偽Flash Playerは正規のAdobeのウェブサイトではなく、adf.send.microad.jp経由で接続された全く無関係のウェブサイトに飛ばされるというもの。正規のFlash Playerのウェブサイトに似ているが、日本語が不自由な点や、ページを開いた際にポップアップが表示される、またダウンロードされた「setup.exe」ファイルが古いアイコンになっているなど不審な点が様々である。
これらの偽物のサイトはマイクロアドという広告ネットワークに偽サイト運営者が出稿したのが原因。マイクロアドを使っているウェブサイトがその偽物Flash Player広告を表示してしまい一部のユーザーが誤って訪問してしまったようだ。この広告を表示していたサイトの1つが『ニコニコ動画』である。
そんな『ニコニコ動画』とマイクロアド社から見解が発表された。「悪意のあるWEBサイトへユーザーを誘導し、不正なプログラムのダウンロードを促すもの。現在は遮断済み」とのことである。この偽物Flash Playerはパスワードやクレジットカード情報を盗むというマルウェアであることも判明している。
ニコニコ動画の見解
http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni046930.html
マイクロアドの見解
http://www.microad.co.jp/info/info20140619.html
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。
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