大和ハウス工業、キリンビール、ダイハツ工業、などテレビCMで引っ張りだこの役所広司さん。コミカルな演技を見せ、お茶の間で一気に話題に。住宅とビールと車と、幅広い商品のCMに出演する俳優はなかなかいないでしょう。
そんな役所の主演映画『渇き。』が6月27日公開となります、CMから見せるコミカルさからは一変し、その豹変ぶりはクズすぎて、笑えるレベルで最高。
役所演じるのは、元刑事のロクデナシ親父。成績優秀、容姿端麗、学園のカリスマでもある失踪した女子高生の娘を探すうちに、娘の本当の姿が明らかになるストーリー。消えた“家族”を異様な執念で追い求め、やがて狂気を一身に宿していく、観客の共感をいっさい許さない日本映画史上屈指の最低にして最狂のロクデナシ親父の姿は、凄まじい迫力。「あのクソガキが!」「ぶっ殺してやる!」と暴言吐き、血まみれになりながら狂っていく姿は必見です。
中島哲也監督とは『パコと魔法の絵本』に出演して以来のタッグ。「中島監督の作品には酷い人間がたくさん出てくるが、その中でも藤島はNo.1と言っていいくらい最悪な男。こんな役柄をやらせていただけるなんて役者冥利に尽きます」と役所さんは語っています。
すでに試写会で映画を観た人や、予告編を観た人のTwitterでのつぶやきは「最高にクレイジー」「尋常じゃないエネルギーにあふれていた」「俳優陣のイカれた演技すごかった」など、絶賛の声ばかり。筆者も試写会で一足お先に観させていただきましたが、必ずもう一回は劇場に足を運ぶつもりです! 騙されたと思って(マルちゃん生麺)今すぐは予告編をチェック!
映画『渇き。』公式サイト
http://kawaki.gaga.ne.jp
(C)2014「渇き。」製作委員会
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