今朝の通勤電車の風景を思い出してみてください。みんなスマートフォンを片手に持ち、座ってる人も猫背、立ってつり革につかまっている人も猫背……みんな猫背になっていませんでしたか？　写真の猫背の猫ちゃんたち、実は“猫背を正す”という目的で発売されるカプセルトイなのです。

パソコンでの作業時やタブレット、スマートフォンを使っているとき、ついついなってしまう猫背。猫背専門治療院Good Luck代表の篠原靖治さんによると、日本人の成人で8割は猫背気味なのだとか。見た目で損するだけでなく、肺や胃腸などの内臓疾患にかかるリスクもあると警告しています。

バンダイのカプセルトイ『ガシャポン』で6月24日に発売される『猫背』は、こうした猫背を正すことを目的とした全高約42mmのミニフィギュア。ひどい猫背になっている猫の姿を見て、自分の姿勢を見直すきっかけにしようという製品です。

ラインアップは、まず立ち姿の猫が4種類。『グレー』、手足が白い『くつした』、『三毛』、『シロ』がいます。

見るからにひどい猫背ですが眼光は鋭く、強い意思で先を見据えているように見えます。その姿は、がむしゃらに頑張ってるけど、つい猫背になってしまうヤングサラリーマンか。

座り姿の猫も4種類。『シャム』、『サバトラ』、『茶トラ』、『くつしたグレー』がいます。

背を丸めて静かに目を閉じるその姿は、もう疲れきってしまったオジサンのよう……。自分もそう見えてないか気になってきました。

猫背になりやすいパソコン周りに置いておけば、目に入ったときに「ハッ！」と姿勢を正す効果が期待できそう。オフィスだけではなく、スマートフォンやタブレットを使う自宅のあらゆる場所に置いておきたくなります。

上記8種類のほか、「猫背を克服した達人」として背筋がピーンとなった『師匠』、『師範代』、『初段』、『5段』の4種類のシークレットも存在するとのこと。全12種類のラインアップで、1回200円です。

この製品を企画したのは、過去には『∞プチプチ』、『ガシャポン』では鼻のフィギュア『ほじれるんです。』、デスクトップに草を生やせる『キーの芽』などユニークな製品を生み出してきた、バンダイ ベンダー事業部 企画・開発第二チーム サブリーダー高橋晋平さん。自身も猫背だったことから思いついたこの企画は、なんと4年前から温めていたものだそうです。

スマートフォンやタブレットが普及した現在、「4年前よりこれが必要な時期が来たのでは」と語る高橋さん。「史上初の“健康にいいガシャポン”で日本人を救うんです」と意気込んでいます。確かに、購入する人は自分が猫背であることを意識して『ガシャポン』を回すでしょうから、猫背を正す効果は高そうです。この記事を読みながら猫背になってるアナタ、一度試してみては？

ガシャポンワールド
http://gashapon.jp/

■関連記事

「ありのーままでー」でおなじみ『アナと雪の女王』が早くもBlu-ray化！7月16日発売

フロムソフトウェアの最新作っぽい『Project Beast』の動画が流出？　20秒弱の映像でワクワクせよ

イタリア版『ドラえもん』の登場キャラの名前がイカす！　のび太→「グッリャ」スネ夫→「ジッポ」

東京一うまいラーメン屋まるいちに行く！ホリエモングルメアプリ『テリヤキ』掲載店めぐり旅

実写版マリオはイケメン筋肉質だった「メルセデス・ベンツ新型GLA」のCMに出てくるイケメンなマリオを実際みてきた