■2014春アニメクロスレビュー『ブラック・ブレット』
突如、現れた異形の寄生生物「ガストレア」。
赤く輝く目と圧倒的な力、そして桁外れの再生能力を持つ彼らの侵攻に、人類はなす術もなく大敗を喫する。国土の大半を失った現在、人類は彼らが唯一弱点とする金属「バラニウム」で作ったモノリスで囲われた、狭い「エリア」の中で、ガストレアの脅威に怯え、隠れながら生きることを余儀なくされていた。
そんな中、生き残りをかけた人類のささやかな抵抗として組織されたのが、ガストレアへの対抗手段を持ったスペシャリスト集団「民間警備会社」――通称、民警。そのひとつ、天童民間警備会社に所属する高校生・里見蓮太郎は、相棒の少女・藍原延珠と共に、東京を壊滅に追い込まんとする、危険な企みに巻き込まれていく――。
制作/キネマシトラス×オレンジ
監督/小島正幸
声優/梶裕貴、日高里菜、堀江由衣、黒沢ともよ
4月8日よりスタート
TOKYO MX 毎週火曜日 24:30~
公式サイト:http://www.black-bullet.net/
●総合得点 平均
7/10点(レビュアー 3名)
●二宮係長のレビュー
演出 8
脚本 8
作画 8
OP / ED 8
モンスターデザイン素敵度 9
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総合 8
冒頭のシリアスなシーンで「死にたくなければ生きろ」って当然のこと言われた!
生きます!避難所のような場所に蛾のような大きな怪獣がつっこんでくるシーンは怪獣映画のようでよかった。モンスターデザインがステキ!アバンじゃなくてエンディングで世界観説明するというパターンすごく良かったし赤い目の子供たちが街を見つめてるカットで鳥肌たちました。この手のアニメに貧乏設定はお約束だね!
●アニ二郎探検隊のレビュー
演出 6
脚本 6
作画 8
OP / ED 7
わらわようじょ枠度 10
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総合 7
異能子どもによるSFアクションアニメ。大人が無能で子どもが有能という世界観なのに、いろいろご都合展開でその辺りの作り込みは甘い感じがしますね。今風のラノベという典型的なタイプでしょうか。作画はそれなりなのでラノベ作品が好きな方には良いかと思います。
ようじょ枠として貴重作品ですしね。結構な大規模災害が起きていたようで最初は普通の町並みなのに1話の最後で人類ほとんど全滅しかけとったよ。
●srbnのレビュー
演出 6
脚本 6
作画 6
OP / ED 9
銃度 10
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総合 6
そこそこのグロ描写があるのでメシ食いながら観ないほうがいいかなという印象。ガストレアという感染性のある敵キャラをブレット(銃)で撃って倒すというストーリー。巨悪から人類を救う数少ない人間の1人がこの主人公らしいですが、主人公の声を聞いていると所々で某巨人へのリスペクトを感じたりもします。特殊能力や頭脳戦といった感じではなさそうなので、そういう方は主人公と社長、幼女の三角関係を追っかけた方が面白いかと思います。
●レビュアープロフィール
二宮係長アニメと特撮ばっかり見てるラジオパーソナリティ。
アニ二郎探検隊アニメの流通も手がける某企業に勤務する元イベント屋の30代
srbnOPやEDに弾幕が流れるようなアニメをよく観ていますよ。
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