これはインド版『gree』? それともインド版『ゴシップ・ガール』!? 世界一のセレブ学園を舞台に繰り広げられる青春を、ゴージャスな歌や踊りにのせて描くインド製学園ミュージカル『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』。新人のみで固めた珍しい学園モノながら、本国で公開されるやいなや話題騒然。抜群のテンポとオシャレな音楽が若者にアツい支持を受けました。
そんな『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』がいよいよ5月3日に日本上陸。公開を前に、4月14日、渋谷・シネマライズにて“マサラディスコ”先行上映会が開催されました。
●マサラディスコって何?
近年のインド映画ブームを支える欠かせない要素として、「マサラ上映」という新しい鑑賞方法が話題となっています。「マサラ上映」とは、ミュージカルシーンに合わせて観客も一緒に歌って踊ってOK、主人公の登場シーンではクラッカーを鳴らしたり、歓声をあげたりしてOKという、まるでライブ感覚で楽しめる鑑賞スタイル。
昨年公開した『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』で一気に“マサラ上映”ブームに火が付き、リピーターも続出!今ではインド衣装を纏ったり、オリジナルの紙吹雪を作る観客までいるほど。そして今回の“マサラディスコ”は、ファッショナブルでゴージャスなミュージカルシーンにちなみ、「ディスコ感覚で踊りに行こう!」ということで名付けられたそう。
●映画を観ながら、踊って踊って踊りまくる!
この日は、公開前の映画にも関わらず、“マサラ初心者”から“マサラ常連組”まで劇場が埋まるほどの人々が集結。いつものマサラ上映のようにインド衣装の人もいれば、“マサラディスコ”ということでキラキラな衣装でドレスアップする人もいて、会場は華やかに彩られた。入場の際には、お決まりのクラッカーも配布され準備万端。
主人公の登場シーンやストーリーの見せ場では、クラッカーを鳴らしたり歓声や拍手で映画を盛り上げます。肝心のミュージカルシーンでは、手拍子はもちろんのこと、上映前に練習した振り付けを全員が踊っているのです。それはまるで、観客が映画の登場人物かのような盛り上がり。“マサラ常連組”は、もはや座席なんて関係なくスクリーンの前で踊る、踊る! ここは映画館なのか、はたまたディスコなのか……とにかく感じるままに体を動かして映画を楽しむ観客たちが、そこにいたのでした。
俺も私も踊ってみたい! と思ったアナタ。今後も本作にてマサラディスコ上映を実施する予定もあるそう。公式サイトにてスケジュールなどの情報が配信されるので、お見逃し無く。
『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』ストーリー
名門私立学校の聖テレーザ学園。そこでは毎年、ナンバーワンの生徒を目指し、全生徒が競い合うコンテストが行われている。今年の注目はロハン(ヴァルン・ダワン)。父は実業界の大物で申し分ないはずだが、父からはロックスターを目指していることを反対されており関係がうまくいっていない。そんなとき、スポーツ万能、ダンスのキレ良し、頭も良くておまけにナイスガイのアビ(シド・マルホトラ)が学園に転校してくる。何をやっても目立つアビはロハンと対立するが、やがて2人の間には良きライバルとして友情が芽生え始める。だが、ロハンのガールフレンドのシャナーヤ(アーリヤー・バット)とアビが接近し始め、3人の関係はぎくしゃくし始めて……。
(C)2012 EROS INTERNATIONAL MEDIA LIMITED.
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