2010年、尖閣諸島問題などで中国の反日デモが激化する中、中国語で日本人の別称を意味する「日本鬼子」を萌えキャラ化するネットユーザーが続出するということがあった。いつからか、ネット上で「国境なき医師団」ならぬ「見境なき絵師団」と呼ばれているようではあるのだが。
ここ最近では、先日のガジェット通信の
『台湾で学生らが国会を占拠し『niconico』で生中継! 話題の「ほえほえくまー」とは?』
という記事でお伝えしたように、台湾の立法院占拠を「ほえほえくまー」のイラストで応援する動きがあり、それらを台湾の大手メディアが報じている。
はたまた、ウクライナからの独立問題で揺れるクリミアのナタリア・ポクロンスカヤ検事総長を萌え絵にして、イギリスのBBC他各国のメディアが取り上げるなどしている。
これらの案件のすべてをひっくるめての呼称としていいのかどうかはわからないが、いずれにせよ国境を飛び越えて我がニッポンの絵師団がニュースになっているようである。
また、ロシアのメディアはナタリア検事総長に「日本でアニメキャラのスターになっていることに関してどう思うか」と質問しており、本人の知るところとなってしまっているようだ。なんともはや。
Поклонская: О том, что стала героиней аниме, узнала от дочери. Лучше бы люди оценили мою работу
http://www.kp.ru/online/news/1691301/[リンク]
※画像は『Youtube』(https://www.youtube.com/watch?v=fTOqplOTKjU)より
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