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電車の運行情報も駅の情報もこれ1本でまるわかり! 電車に乗るのが楽しくなる『JR東日本アプリ』レビュー

2014/03/17 13:00 投稿

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電車の運行情報も駅の情報もこれ1本でまるわかり! 電車に乗るのが楽しくなる『JR東日本アプリ』レビュー

スマートフォンで乗り換え案内のアプリを利用している人は多いのでは。でも、知らない場所へ行くときに欲しい情報って、「ホームのどこで乗り換えられるの?」「乗り換えの改札はどこ?」といった“駅の情報”だったりするんですよね。電車の運行情報に加えて駅の情報、さらには今乗っている電車の情報も分かるアプリがあったら……というニーズに応えるアプリをJR東日本がiOS/Androidでリリースしました。その名も『JR東日本アプリ』。Android版を使ってみたので、レビューをお届けします。

●よく使う駅や路線の情報にすばやくアクセス
JR東日本アプリ
『JR東日本アプリ』は、JR東日本の全路線の運行情報や駅の情報を提供するスマートフォンアプリ。ウェブサービスとして提供していた『山手線エキナカネット』と、2011年に実証実験をしていた『山手線トレインネット』を統合したアプリという位置づけになります。

参考記事:【CEATEC JAPAN 2011】車両の空き具合もまる分かり 山手線で始まったスマートフォン向け情報サービス

http://getnews.jp/archives/144417

「My駅」と「My路線」を登録

ユーザーはまず、よく利用する路線を「My路線」、よく利用する駅を「My駅」として登録。アプリ起動時に、位置情報を利用して近くにいる駅と路線を優先して表示してくれます。筆者は路線は山手線で、会社近くの新宿駅と家の最寄りの上野駅を登録してみました。

●駅やホームの情報がよく分かる
構内図
構内図
「My駅」に登録した駅は、「駅を利用する」から「駅構内図」を選択してすぐに構内図を表示可能。フロアごとに駅構内やホームの詳細図を表示できるので、いつも利用する駅をより詳しく知ることができます。「My駅」は後から変更や追加が可能なので、外出時に利用する駅も、事前に「My駅」に登録して予習しておけば、当日の駅利用は万全の体制です。また、Android版ではユーザーの位置情報を利用して、東京駅の構内図で自分がいる場所を確認する機能も利用できます。

ホーム案内図

山手線の駅については、ホーム案内図も提供。出口の階段やエレベーターなどの位置、乗り換えで利用する改札なども車両の位置とあわせて確認できます。「My駅」に登録した山手線の駅なら構内図の上に表示される「山手線ホーム案内」のボタンから参照できるほか、「列車に乗る」メニューの「山手線とレインネット列車情報」を選んで表示される山手線の全駅から駅を選んで見ることも可能。

施設案内

施設案内

クーポン

さらに、「駅設備案内」からみどりの窓口、びゅうプラザ、指定席券売機などの施設の情報を確認できるほか、「エキナカ・マチナカを利用する」のメニューからは店舗や施設のサイトへのリンク、NEWDAYSで使えるクーポンといったコンテンツが利用できます。

●リアルタイムの電車情報も提供
運行情報一覧
次に、さまざまな形態で提供される運行情報について見ていきましょう。電車に乗る前には、まず「列車に乗る」メニューの「運行情報一覧」をチェック。JRやJR以外の路線についても遅延や運転見合わせなどの情報を確認できるので、経路の選択で参考になります。

駅に到着したら「リアルタイム発車案内」をチェック。路線別に直近の電車の出発時間とホーム、車両編成を確認できます。「My駅」に登録した駅の時刻表は、「駅を利用する」メニューの「時刻表」から確認することも可能。

各路線の停車駅

乗った電車の停車駅と接続は「各路線の停車駅」から確認できます。欲を言えば、この停車駅のリストから駅構内図やホーム案内図にリンクがあると便利なのでは、と思います。今後のアップデートに期待しましょう。

リアルタイム列車位置情報

「実験に参加する」メニューでは、さらに詳細な運行情報や電車の情報を提供する実験的なコンテンツが利用できます。たとえば京浜東北線では、「リアルタイム列車位置情報」を提供中。自分が乗る電車を含むすべての電車が路線上のどこにいるかを表示するほか、遅延や運転見合わせの状態、遅延の分数を表示してくれます。

対応車両の位置

車内の詳細情報

「山手線トレインネット列車情報」では、対応車両のリアルタイムな詳細情報を提供。「山手線トレインネット列車情報」を選択して、「内回り」「外回り」を選ぶと対応車両が山手線のどこを走っているか確認できます。

情報を見たい車両を選択すると、車両ごとに車内の混雑状況や車内の温度、車椅子の乗車位置や弱冷房車の位置を確認することができます。

トレインネットの対応車両にユーザーが乗車している場合、停車駅までの所要時間に加えて乗換え案内、ホーム出口案内、駅構内図へのリンクを表示。山手線では運行情報と駅情報を組み合わせた先進的な情報サービスを利用できるわけです。

ただし、トレインネット対応車両はまだ数が少なく、筆者もまだ実際に乗ることはできていません。2014年中にはすべての山手線がトレインネットに対応するそうなので、そちらを楽しみに待ちたいと思います。

このように、「今いる駅」「今乗る電車」に即応した情報を提供してくれる『JR東日本アプリ』。特に山手線の各駅をよく利用する人には大活躍するアプリなのではないでしょうか。今後も新しい機能やコンテンツが追加されるようなので、今から使いこなしておくと“JR東日本の達人”になれるかも。JR東日本の利用者は一度チェックしてみることをオススメします。

JR東日本アプリ(iOS/Android)
http://www.jreast-app.jp/
※ダウンロードはこちらから

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