今回はsmall Gさんのブログ『small G』からご寄稿いただきました。
■小保方さん踏みとどまれるか、、、
STAPヤバくないか? 発生学に関しては門外漢の私も最近とみに心配になってきています。(私などの心配などゴミレベルですが)
無論、この世界の一流ラボが激しく検証実験を行って彼女が再提出してきたより詳細なプロトコル*1を使った実験をしているでしょうから、早晩これら一連の追試実験に関する成否の報告がどっと出てきてこの時点までのテンポラリーなジャッジメントが下される可能性は濃厚です。
*1:「Essential technical tips for STAP cell conversion culture from somatic cells」PDFデータ 『RIKEN Center for Developmental Biology』
http://www.cdb.riken.jp/jp/04_news/articles/pdf/14/protocol_exchange_v1.pdf
今のところ最も熱く語られている疑念は「T細胞受容体(TCR)遺伝子の再構成」という免疫学を齧ったことのある方なら理解できる基本的部分に関するものです。これが今回の発表では今までのものと違って「無い」ということになっているのであれば、その意味するところは、、、!と言うことなのです。免疫を学習項目としてとられたことのない方には少々訳の分からない世界かとは思いますが、私、これがリセットできないような細胞って発生が専門でない私にとっても初期化には成功していないんじゃないかと個人的には思えるんですが、、、。
しかし、この事とは全く別に先日彼女が取材に応えて写っていた一枚のラボの写真に関して私はある密かな、しかし、濃密な疑問が湧いてくるのを抑えることが出来ませんでした。
それは取材に答えた彼女が見せた「彼女のラボ?」のベンチ上にある棚の様子。
ラボで実験をされてきた方ならよく理解できるかと思うのですが、下にあるように棚にひたすら何も実験用の試薬やモノが無いんですよね、、、。普通、こういった棚には門外漢が見たら一体何のために使うんじゃろ?というようなものがワサワサと置いてあって、片付け下手の人間がベンチを使うと悲惨なことになるものなんですが、、、。それとも実験用の場所が豊富に与えられていてモノの置き場に困っていないのかな?
※画像はこちらからご覧下さい。「小保方さん踏みとどまれるか、、、」2014年03月08日 『small G』
http://chesterfield-va.blogspot.fr/2014/03/blog-post_8.html
これが撮影用のポーズであることは万国共通であると思うんですが
何れにしても、彼女は一度(辛いでしょうが)表に出てきて顔を見せて「馬鹿な報道陣」及び「科学界」に対する一連の実験に関する世界中からの疑念にある程度の範囲で明確な答えを返したほうが良いと思うんです。特に同業者の集う科学界からの理詰めの疑問に関しては。どんなもんでしょうか。もし明確に答えられない点が多々あるのなら他の科学者の貴重な時間をムダにしないためにも、白旗を揚げる準備をしたほうが良いのかも、、、。しかし、私の雑文が碌でもない間違いであることを今でも心から祈っている私です。
執筆: この記事はsmall Gさんのブログ『small G』からご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2014年03月13日時点のものです。
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