門脇麦さん演じるバレリーナの舞が、竹野内豊さんが扮したナゾの仮面男によるバレエレッスンで成長していく姿を描いた東京ガスのCM『ガスの仮面 MASK OF GAS』。舞が主役の座を勝ち取ったバレエの本公演『SWAN LAKE』がウェブ限定で公開されています。ちょっとコミカルなCM本編とは打って変わり、こちらは本気のバレエ公演。豪華クリエーターが最新技術を駆使して、門脇さんの見事な踊りを華麗な映像に仕上げています。
全5話のCMシリーズ最終話では、本公演会場に乗り込んだ舞がライバルの美香に「勝負よ!」と宣戦布告したところで終わっています。『ガスの仮面 MASK OF GAS』のウェブサイトで公開されているアフターストーリーでその勝負の模様が描かれ、なぜか料理対決を制した舞が主役の座を獲得。本公演に臨みます。
本公演の演目は『白鳥の湖』。真っ暗な舞台の上にふわりと落ちてきた舞に続いて、背後から次々とバレエダンサーが現れて本公演がスタート。本公演は「熱」「霧」「炎」の3パートに分かれていて、それぞれのモチーフに合わせた映像表現が楽しめます。
「熱」のパートでは、ステージの床に熱をモチーフにした映像が投影され、舞の踊りにシンクロした映像が展開されます。
このパートの最後で舞は霧のような存在に変化。モーションキャプチャーした舞の踊りをCGで表現。
霧がステージに下りてくると、霧のスクリーンになって「霧」のパートに。手前で踊る“白鳥”の舞と、スクリーンに投影された“黒鳥”の舞が共演する幻想的なシーンが展開します。
霧のスクリーンからバレエダンサーたちが現れて「炎」のパートに。背景のスクリーンには炎をイメージした映像が流れる中、踊る舞の手足に青い炎が出現する演出を合成。
この「熱」「霧」「炎」のモチーフ、実は東京ガスの製品から採用したもの。「熱」は『ガス温水床暖房』、「霧」は『ミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機ミスティ』、「炎」はガスコンロの『ピピッとコンロ』を表しています。いずれも『ガスの仮面 MASK OF GAS』CM本編にも登場し、重要な役割を担っていますよね。このCMシリーズの集大成といえる作品が『SWAN LAKE』だったのです。
『SWAN LAKE』の制作には、広告を中心にオリジナルのアート作品も数多く発表する矢吹誠氏をディレクターに、映像制作にメディアアーティストの真鍋大度氏、振り付けにPerfumeの振り付けなどでも知られるMIKIKO氏を起用。ムダに豪華すぎる映像のできばえに納得です。12年間、クラシックバレエを習っていたという門脇さんの踊りもお見事。CMでしょ? と言わず一度見てみることをオススメします。
SWAN LAKE
http://cp.tokyo-gas.co.jp/swanlake/
画像:『SWAN LAKE』『ガスの仮面 MASK OF GAS』より引用
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