2013年3月に単一サーバーにおける同時接続者数“約19万人”を記録し、ギネスブックに認定された『World of Tanks』であるが、昨年末に日本戦車の追加がされるアップデートが行われた。アメリカ、中国、フランス、イギリス、ドイツ、ソ連の既存の装甲車両に加えて、導入された日本の技術ツリーは、ゲームに導入される7番目の国家ツリーとなる。95式軽戦車ハ号を含めた軽戦車4両、さらに陸上自衛隊で現役稼働中の74式戦車の試作車両であるSTB-1を含む中戦車9両、さらにゲーム内ショップに日本のプレミアム車両として『Type 3 Chi-Nu Kai (tier 5 MT)』が追加された。
●日本戦車全体の特徴
『九五式軽戦車(Tier 2軽戦車)』『九七式中戦車(Tier3中戦車)』が開発された1930年代末までは日本戦車は世界水準だった。けれど、ヨーロッパで第二次世界大戦が始まり、ドイツ軍が戦車を使った電撃戦で大勝利を重ねていたとき、欧米諸国が慌てて戦車開発に本気になっている一方、日本は欧米諸国と同様の危機感を持って戦車開発に取り組まなかった。この間、約2年で日本の戦車はすっかり時代遅れになってしまった。これが日本戦車がアメリカのM3スチュアート軽戦車やM4シャーマン中戦車に苦戦した理由とされている。
おすすめ その1:日本戦車のベーシック『九七式中戦車チハ:Type 97 Chi-Ha』
日本軍の事実上の主力戦車。開戦から終戦まで戦い抜いた。砲の威力が弱くて最初は戦車戦に苦労するだろう。しかし経験をためて砲を強化すれば、同じレベルの戦車と互角に戦えるぞ。装甲は薄い分、軽快な機動力を活かして戦え。
おすすめ その2:日本版ティーガー戦車!? 『五式中戦車チリ:Type 5 Chi-Ri』
M4シャーマンのようなアメリカ軍の中戦車と互角に戦うために開発された本格的中戦車だ。主砲はもともと、航空機を狙い撃つための高射砲を改良したものなので威力は抜群。8.8cm高射砲を戦車に積んだ、ドイツの有名な“ティーガー戦車”とコンセプトが似ている。まさに日本版ティーガー戦車とよぶべき存在だ。実際は開発が間に合わなかった幻の戦車で、戦場を駆けろ!
おすすめ その3:日本最高の軽戦車『五式軽戦車ケホ:Type 5 Ke-Ho』
計画まではされたものの、開発が間に合わなかった日本最後の軽戦車。軽快な足回りと、戦車戦を得意とした威力抜群の砲を搭載すれば、同じレベルではかなり強力な軽戦車に様変わりする。走攻守が高いバランスでまとめられた、扱いやすい戦車だ。
おすすめ その4:もしかすると最強の中戦車『STB-1』
陸上自衛隊で現在も使用されている『74式戦車」』。その試作バージョンがこの『STB-1』だ。レスポンス抜群の機動性能、威力抜群の105mm主砲と、バランスのよい装甲。また油気圧サスペンションというハイテクを駆使した姿勢制御が生み出す驚異的な主砲の俯角も反映されていて、同じTier 10の中戦車の中では頭一つ出た存在となっている。ここまでたどり着くのは大変だが、手に入れれば一目置かれる存在となるだろう。
今回追加された車両:NC27 Otsu (tier 1 LT)※軽車両
Type 95 Ha-Go (tier 2 LT)※軽車両
Type 98 Ke-Ni (tier 3 LT) ※軽車両
Type 5 Ke- Ho (tier 4 LT) ※軽車両
Type 97 Chi-Ni (tier 2 MT) ※中戦車
Type 97 Chi-Ha (tier 3 MT) ※中戦車
Type 1 Chi-He (tier 4 MT) ※中戦車
Type 3 Chi-Nu (tier 5 MT) ※中戦車
Type 4 Chi-To (tier 6 MT) ※中戦車
Type 5 Chi-Ri (tier 7 MT) ※中戦車
STA-1 (tier 8 MT) ※中戦車
Type 61 (tier 9 MT) ※中戦車
STB-1 (tier 10 MT) ※中戦車
Type 3 Chi-Nu Kai (tier 5 MT)※中戦車(プレミアム車両)
●新MAP
日本の富士山や五重塔、さらには古民家など日本ならではをモチーフにした新MAP“隠れ里”も導入された。丘や里の道などの地形を利用して戦いを有利にしよう。
World of Tanks公式ホームページ
https://worldoftanks.asia/play/ja/
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